シフィオンテクが3回戦で敗れる敗れる番狂わせ、37連勝のあと4勝4敗と苦戦 [ウェスタン&サザン・オープン]

写真はイガ・シフィオンテク(ポーランド)(Getty Images)


 WTAツアー公式戦の「ウェスタン&サザン・オープン」(WTA1000/アメリカ・オハイオ州シンシナティ/8月15~21日/賞金総額252万7250ドル/ハードコート)の女子シングルス3回戦で、第1シードのイガ・シフィオンテク(ポーランド)がマディソン・キーズ(アメリカ)に3-6 4-6で敗れる番狂わせが起きた。

 第1セット2-3から9ゲームを連取したキーズは第2セット5-0として勝利目前まで迫りながら5-4に追い上げられたが、最後にもう一度ブレークして1時間25分で試合を締めくくった。

 ふたりはこれが3度目のマッチアップだったが、キーズが初勝利を挙げた。今シーズンは3月にインディアンウェルズ(WTA1000/ハードコート)の準々決勝で対決し、シフィオンテクが6-1 6-0で圧勝していた。

 21歳のシフィオンテクは2月末のドーハ(WTA1000/ハードコート)から6月のフレンチ・オープン(フランス・パリ/クレーコート)まで6大会連続優勝を飾って2000年以降の女子ツアーで単独トップとなるマッチ37連勝をマークしたが、そのあとは4勝4敗とやや調子を落としている。

 6度目の挑戦で初めて世界ランク1位の選手から勝利をおさめたキーズは次のラウンドで、アリソン・リスク アムリトラジ(アメリカ)を6-2 6-4で破って勝ち上がったウインブルドン優勝者のエレナ・リバキナ(カザフスタン)と対戦する。

 そのほかの試合では第6シードのアーニャ・サバレンカ(ベラルーシ)、第7シードのジェシカ・ペグラ(アメリカ)、ペトラ・クビトバ(チェコ)、予選勝者のカロリーヌ・ガルシア(フランス)、ジャン・シューアイ(中国)、予選勝者のアイラ・トムヤノビッチ(オーストラリア)が勝ち上がり、ベスト8が出揃った。

 クビトバが第5シードのオンス・ジャバー(チュニジア)を6-1 4-6 6-0で退け、ジャンは第2シードのアネット・コンタベイト(エストニア)を2-6 6-4 6-4で倒してそれぞれシードダウンを演じた。

 準々決勝ではサバレンカがジャンと、ペグラがガルシアと、クビトバはトムヤノビッチと顔を合わせる。

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写真◎Getty Images

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