サビル/柴原瑛菜が苦闘の末に初陣を制す [WTAグランビー]

写真はBNPパリバ・オープンでの柴原瑛菜(橋本総業ホールディングス)(Getty Images)


 WTAツアー公式戦の「グランビー・ナショナルバンク選手権」(カナダ・ケベック州グランビー/8月21~27日/賞金総額25万1750ドル/ハードコート)の女子ダブルス1回戦で、ダリア・サビル(オーストラリア)/柴原瑛菜(橋本総業ホールディングス)がパウラ・カニア チョドゥン(ポーランド)/レナタ・ボラコバ(チェコ)に4-6 6-4 [14-12]で競り勝ちコンビ初戦を勝利で飾った。試合時間は1時間39分。

 柴原とサビルは、今大会で初めてペアを組んでダブルスに出場。柴原が青山修子(近藤乳業)以外の選手と女子ダブルスに出場したのは、今季4人目となる。柴原はシングルスの予選に参戦していたが、1回戦で第6シードのルル・サン(スイス)に6-3 1-6 2-6で敗れていた。

 サビル/柴原は準々決勝で、第2シードのモニカ・ニクレスク/ラルカ・オラル(ともにルーマニア)とウルリカ・エイケリ(ノルウェー)/ダンカ・コビニッチ(モンテネグロ)の勝者と対戦する。

 そのほかの日本勢は坂詰姫野(橋本総業ホールディングス)がラッキールーザー(予選決勝で敗れたが欠場者が出たため本戦出場権を得た選手)でシングルスに出場しており、初戦の相手は第3シードのジャスミン・パオリーニ(イタリア)となっている。

 グランビー選手権はWTA250に格付けされる大会で、シングルス32ドロー&ダブルス16ドローで争われる。

※名前の左に付いている数字はドロー番号、[ ]数字はシード順位、WCはワイルドカード(主催者推薦枠)

予選結果|日本人選手

予選決勝

●8坂詰姫野(日本/橋本総業ホールディングス)[5] 1-6 3-6 ○6ケイラ・クロス(カナダ)[WC]

予選1回戦

○8坂詰姫野(日本/橋本総業ホールディングス)[5] 6-2 7-5 ●7華谷和生(日本/三浦工業)

●11柴原瑛菜(日本/橋本総業ホールディングス)6-3 1-6 2-6 ○12ルル・サン(スイス)[6]

上位出場選手シード順位|シングルス

ダリア・カサキナ(ロシア)[1/WC]
アリソン・バン ウィトバンク(ベルギー)[2]※背中のケガで欠場
ジャスミン・パオリーニ(イタリア)[3]
アンナ・ボンダール(ハンガリー)[4]

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写真◎Getty Images

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