クレイチコバら上位3シードが揃って初戦を突破、2020年全豪女王ケニンは1月以来となる今季のマッチ3勝目 [WTAクリーブランド]

写真はシドニー・テニス・クラシックでのバーボラ・クレイチコバ(チェコ)(Getty Images)


 WTAツアー公式戦の「テニス・イン・ザ・ランド」(WTA250/アメリカ・オハイオ州クリーブランド/8月15~21日/賞金総額25万1750ドル/ハードコート)の女子シングルス1回戦で第1シードのバーボラ・クレイチコバ(チェコ)がフランチェスカ・ディ ロレンツォ(アメリカ)を6-3 6-1で下し、同種目では3大会ぶりの勝ち星を挙げた。試合時間は1時間19分。

 ディ ロレンツォは予選決勝で敗れたが、アナスタシア・ポタポワ(ロシア)が肩のケガを理由に棄権したためラッキールーザー(予選決勝で敗れたが欠場者が出たため本戦出場権を得た選手)で本戦入りしていた。

 肘のケガに悩まされていたクレイチコバは3回戦敗退に終わった2月末のドーハ(WTA1000/ハードコート)のあとに戦線を離脱し、復帰後は今大会までシングルスで5勝8敗と苦戦を強いられている。

 クレイチコバは次のラウンドで、予選を勝ち上がってきた日本の穂積絵莉(日本住宅ローン)を6-1 6-2で破って勝ち上がったベルナルダ・ペラ(アメリカ)と対戦する。

 この日プレーしたクレイチコバ以外のシード勢は第2シードのマルチナ・トレビザン(イタリア)、第3シードのエカテリーナ・アレクサンドロワ(ロシア)、第8シードのアリゼ・コルネ(フランス)が揃って2回戦に駒を進めた。

 そのほかの試合ではジャン・シューアイ(中国)、ソラナ・シルステア(ルーマニア)、サラ・ソリベス トルモ(スペイン)、クララ・タウソン(デンマーク)、マディソン・ブレングル(アメリカ)、マグダ・リネッテ(ポーランド)、予選勝者のラウラ・シグムンド(ドイツ)、ワイルドカード(主催者推薦枠)で出場したソフィア・ケニン(アメリカ)が初戦を突破した。

 2020年オーストラリアン・オープン優勝者のケニンは予選勝者のダレイナ・ヒューイット(アメリカ)を6-4 6-3で倒し、シングルスでは8強入りした1月のアデレード(WTA500/ハードコート)以来となる今季のマッチ3勝目をマークした。

 本戦は日曜日から始まっており、第5シードのイリナ カメリア・ベグ(ルーマニア)と第7シードのアリャクサンドラ・サスノビッチ(ベラルーシ)が既に1回戦をクリアしていた。

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写真◎Getty Images

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