ペラがトップシードのクレイチコバを倒して準々決勝へ [WTAクリーブランド]

写真は2021年ギップスランド・トロフィーでのベルナルダ・ペラ(アメリカ)(Getty Images)


 WTAツアー公式戦の「テニス・イン・ザ・ランド」(WTA250/アメリカ・オハイオ州クリーブランド/8月15~21日/賞金総額25万1750ドル/ハードコート)の女子シングルス2回戦で、第1シードのバーボラ・クレイチコバ(チェコ)がベルナルダ・ペラ(アメリカ)に4-6 1-6で敗れた。試合時間は1時間27分。

 クレイチコバは肘のケガに悩まされて3回戦敗退に終わった2月末のドーハ(WTA1000/ハードコート)のあとに戦線を離脱し、復帰後はシングルスで6勝9敗と苦戦が続いている。

 2月にドーハの予選で右腿を負傷して約2ヵ月の戦線離脱を余儀なくされていた27歳のペラは7月にブダペストとハンブルク(ともにWTA250/クレーコート)で2週連続優勝を飾るなどしてランキングを急上昇させ、今月に入って初のトップ50入りを果たしていた。

 ペラは次のラウンドで、前日に勝ち上がりを決めていたソフィア・ケニン(アメリカ)と対戦する。ワイルドカード(主催者推薦枠)で出場したケニンは2回戦で前年の準優勝者で第5シードのイリナ カメリア・ベグ(ルーマニア)を6-3 6-1で下し、1月のアデレード(WTA500/ハードコート)となる今季2度目の8強入りを決めていた。

 そのほかの試合ではリュドミラ・サムソノワ(ロシア)が予選勝者のラウラ・シグムンド(ドイツ)を6-2 6-1で退け、マディソン・ブレングル(アメリカ)が第3シードのエカテリーナ・アレクサンドロワ(ロシア)を3-6 7-5 7-5で倒し、ジャン・シューアイ(中国)は第2シードのマルチナ・トレビザン(イタリア)が左太腿のケガを理由に棄権したため不戦勝で勝ち進み、ベスト8が出揃った。

 準々決勝ではジャンが第8シードのアリゼ・コルネ(フランス)と、サムソノワがマグダ・リネッテ(ポーランド)と、ブレングルは第7シードのアリャクサンドラ・サスノビッチ(ベラルーシ)と顔を合わせる。

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写真◎Getty Images

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