2020年全豪女王ケニンが8大会連続初戦敗退のあと今季2度目の8強入り [WTAクリーブランド]

写真はナショナルバンク・オープンでのソフィア・ケニン(アメリカ)(Getty Images)


 WTAツアー公式戦の「テニス・イン・ザ・ランド」(WTA250/アメリカ・オハイオ州クリーブランド/8月15~21日/賞金総額25万1750ドル/ハードコート)の女子シングルス2回戦で、ソフィア・ケニン(アメリカ)が前年の準優勝者で第5シードのイリナ カメリア・ベグ(ルーマニア)を6-3 6-1で下してベスト8に進出した。

 試合を通して一度も相手にリードを許さなかったケニンは、手にした4つのブレークポイントをすべてものにして1時間12分で勝利を掴んだ。

 2020年にオーストラリアン・オープン(オーストラリア・メルボルン/ハードコート)でグランドスラム初制覇を果たし、フレンチ・オープン(フランス・パリ/クレーコート)で準優勝を飾るなどして同年のWTA(女子テニス協会)最優秀選手賞に選ばれたケニンはそのあと病気やケガに苦しみ、世界ランクを415位まで落としているために今大会にはワイルドカード(主催者推薦枠)で出場した。

 8強入りした1月のアデレード(WTA500/ハードコート)のあとシングルスで8大会連続初戦敗退に終わっていたケニンは、1回戦で予選勝者のダレイナ・ヒューイット(アメリカ)を6-4 6-3で倒して今季のマッチ3勝目を挙げていた。

 ケニンは次のラウンドで、第1シードのバーボラ・クレイチコバ(チェコ)とベルナルダ・ペラ(アメリカ)の勝者と対戦する。

 そのほかの試合では第7シードのアリャクサンドラ・サスノビッチ(ベラルーシ)がサラ・ソリベス トルモ(スペイン)を4-6 6-3 6-3で、第8シードのアリゼ・コルネ(フランス)がクララ・タウソン(デンマーク)を6-3 7-6(1)で、マグダ・リネッテ(ポーランド)はソラナ・シルステア(ルーマニア)を6-4 6-2で倒してそれぞれ8強入りを決めた。

 1回戦最後の試合も行われ、リュドミラ・サムソノワ(ロシア)はラッキールーザー(予選決勝で敗れたが欠場者が出たため本戦出場権を得た選手)のイリナ・シマノビッチ(ベラルーシ)を6-1 6-0で退けた。

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写真◎Getty Images

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