2つのタイブレークを制したファン デ ザンツフープが1セットも落とさず準決勝へ [ウィンストンセーラム・オープン]
ATPツアー公式戦の「ウィンストンセーラム・オープン」(ATP250/アメリカ・ノースカロライナ州ウィンストンセーラム/8月21~27日/賞金総額82万3420ドル/ハードコート)の男子シングルス準々決勝で第2シードのボティック・ファン デ ザンツフープ(オランダ)が第10シードのバンジャマン・ボンジ(フランス)に7-6(6) 7-6(1)で競り勝ち、1セットも落とさずベスト4進出を決めた。
お互いにきっちりとキープし合った第1セットをタイブレークの末にもぎ取ったファン デ ザンツフープは第2セット第1ゲームでサービスゲームを落としたが、第6ゲームでブレークバックに成功するとふたたびもつれ込んだタイブレークを主導権を渡すことなく2時間1分で試合を締めくくった。
「ランキングを大きく上げ、様々な大会でプレーし、すべての大きな大会に出場して…と波乱万丈のシーズンだった」と昨年のUSオープンで8強入りしたあとに初めてトップ100入りを果たした26歳のファン デ ザンツフープはこの1年を振り返った。
「毎回が『初めて』で、このウィンストンセーラムに出場するのも今回が初だ。ここまでのところなかなかいい感じだよ」
ファン デ ザンツフープは次のラウンドで、第4シードのマキシム・クレッシー(アメリカ)を6-4 7-6(3)で破って勝ち上がったアドリアン・マナリノ(フランス)と対戦する。
もうひとつの準決勝は、ラスロ・ジェレ(セルビア)とマルク アンドレア・ヒュスラー(スイス)の顔合わせとなった。ジェレがベテランのリシャール・ガスケ(フランス)に6-4 3-6 7-6(6)で競り勝ち、予選勝者のヒュスラーは第13シードのジャック・ドレイパー(イギリス)を6-4 6-4で退けた。
写真◎Getty Images
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