ナダルがグランドスラム本戦デビューのヒジカタを4セットで退け腹筋のケガから復帰後初勝利 [USオープン]

写真はラファエル・ナダル(スペイン)(Getty Images)


 今年最後のグランドスラム大会「USオープン」(アメリカ・ニューヨーク/本戦8月29日~9月11日/ハードコート)の男子シングルス1回戦で、第2シードのラファエル・ナダル(スペイン)がワイルドカード(主催者推薦枠)で出場したリンキー・ヒジカタ(オーストラリア)を4-6 6-2 6-3 6-3で下して大会をスタートした。試合時間は3時間8分。

 フラッシングメドウに3年ぶり16回目の出場出場となる36歳のナダルは、これまでに4度(2010年、13年、17年、19年)タイトルを獲得。前回プレーした2019年は決勝でダニール・メドベージェフ(ロシア)との死闘を7-5 6-3 5-7 4-6 6-4で制し、グランドスラム19勝目を挙げた。

 腹筋のケガで棄権を強いられた先月のウインブルドン(イギリス・ロンドン/グラスコート)を最後に公式戦でプレーしていなかったナダルは2週間前のシンシナティ(ATP1000/ハードコート)で復帰したが、初戦となる2回戦でボルナ・チョリッチ(クロアチア)にフルセットで敗れていた。

 ナダルは次のラウンドで、アスラン・カラツェフ(ロシア)を1-6 5-7 6-4 6-1 6-4で破って勝ち上がったファビオ・フォニーニ(イタリア)と対戦する。

 そのほかの試合では第8シードのホベルト・フルカチュ(ポーランド)、第14シードのディエゴ・シュワルツマン(アルゼンチン)、第19シードのデニス・シャポバロフ(カナダ)、第22シードのフランシス・ティアフォー(アメリカ)、第25シードのチョリッチ、第26シードのロレンツォ・ムゼッティ(イタリア)、イリヤ・イバシカ(ベラルーシ)、アレクセイ・ポプリン(オーストラリア)が2回戦に駒を進めたほか、2試合が雨により中断されて順延となった。

※名前の左に付いている数字はドロー番号、[ ]数字はシード順位、WCはワイルドカード(主催者推薦枠)、Qは予選勝者、Ret.は途中棄権

男子シングルス1回戦|主な試合結果

○65ホベルト・フルカチュ(ポーランド)[8] 6-4 6-2 6-4 ●66オスカー・オッテ(ドイツ)

○68イリヤ・イバシカ(ベラルーシ)4-6 6-4 7-6(8) 6-3 ●67サム・クエリー(アメリカ)

○72ロレンツォ・ムゼッティ(イタリア)[26] 3-6 7-5 6-4 3-6 7-6(11-9) ●71ダビド・ゴファン(ベルギー)

○89ボルナ・チョリッチ(クロアチア)[25] 6-2 7-6(5) 3-6 4-6 7-5 ●90エンゾ・クアコー(フランス)[Q]

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○105デニス・シャポバロフ(カナダ)[19] 2-6 6-4 6-4 3-6 6-1 ●106マルク アンドレア・ヒュスラー(スイス)

107ジャウメ・ムナール(スペイン)1-6 3-6 6-4 1-4 順延 108ロベルト・カルバレス バエナ(スペイン)

○113ディエゴ・シュワルツマン(アルゼンチン)[14] 3-6 5-7 6-0 1-0 Ret. ●114ジャック・ソック(アメリカ)

○115アレクセイ・ポプリン(オーストラリア)6-3 7-6(5) 7-6(3) ●116ツェン・チュンシン(台湾)

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117ジェイソン・クブラー(オーストラリア)5-7 6-4 6-2 1-2 順延 118ミカエル・イーメル(スウェーデン)

○120フランシス・ティアフォー(アメリカ)[22] 7-6(0) 6-4 6-3 ●119マルコス・ギロン(アメリカ)

○125ファビオ・フォニーニ(イタリア)1-6 5-7 6-4 6-1 6-4 ●126アスラン・カラツェフ(ロシア)

○128ラファエル・ナダル(スペイン)[2] 4-6 6-2 6-3 6-3 ●127リンキー・ヒジカタ(オーストラリア)[WC]

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写真◎Getty Images

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