前年4強のサカーリが2回戦で敗れる番狂わせ、2018年ジュニアの部チャンピオンのワン・シユが金星 [USオープン]
今年最後のグランドスラム大会「USオープン」(アメリカ・ニューヨーク/本戦8月29日~9月11日/ハードコート)の女子シングルス2回戦で、第3シードのマリア・サカーリ(ギリシャ)がワン・シユ(中国)に6-3 5-7 5-7で敗れる番狂わせが起きた。試合時間は2時間44分。
フラッシングメドウに8年連続出場となった27歳のサカーリは、昨年のベスト4が最高成績。そのときは5試合を勝ち抜いたあと、準決勝でエマ・ラドゥカヌ(イギリス)に1-6 4-6で敗れていた。
過去4度のグランドスラム本戦で1勝しか挙げていなかった21歳のワンは、対トップ10初勝利を挙げた。元ジュニア世界ナンバーワンのワンは、2018年にジュニアの部でチャンピオンに輝いていた。
金星を挙げたワンは次のラウンドで、カミラ・オソリオ(コロンビア)を6-4 6-7(5) 7-6(10-5)で破って勝ち上がった第29シードのアリソン・リスク アムリトラジ(アメリカ)と対戦する。
前日に雨で中断していた女子シングルス1回戦最後の試合では、第28シードのエカテリーナ・アレクサンドロワ(ロシア)がワイルドカード(主催者推薦枠)で出場したペイトン・スターンズ(アメリカ)に6-4 4-6 7-5で競り勝った。
そのほかの試合では第5シードのオンス・ジャバー(チュニジア)、第18シードのベロニカ・クデルメトワ(ロシア)、第31シードのシェルビー・ロジャーズ(アメリカ)、ジャン・シューアイ(中国)、ダルマ・ガルフィ(ハンガリー)、レベッカ・マリノ(カナダ)が3回戦に駒を進めた。
※名前の左に付いている数字はドロー番号、[ ]数字はシード順位、WCはワイルドカード(主催者推薦枠)、Qは予選勝者
女子シングルス1回戦|試合結果
○8エカテリーナ・アレクサンドロワ(ロシア)[28] 6-4 4-6 7-5 ●7ペイトン・スターンズ(アメリカ)[WC]
女子シングルス2回戦|主な試合結果
○68レベッカ・マリノ(カナダ)6-3 7-6(5) ●66ダリア・スニーグル(ウクライナ)[Q]
○71ジャン・シューアイ(中国)7-5 6-1 ●70アンナ カロリーナ・シュミドローバ(スロバキア)
○89アリソン・リスク アムリトラジ(アメリカ)[29] 6-4 6-7(5) 7-6(10-5) ●92カミラ・オソリオ(コロンビア)
○94ワン・シユ(中国)3-6 7-5 7-5 ●96マリア・サカーリ(ギリシャ)[3]
-----
○97オンス・ジャバー(チュニジア)[5] 7-5 6-2 ●99エリザベス・マンドリク(アメリカ)[WC]
○104シェルビー・ロジャーズ(アメリカ)[31] 7-5 6-1 ●101ヴィクトリア・クズモバ(スロバキア)[Q]
○105ベロニカ・クデルメトワ(ロシア)[18] 6-2 6-3 ●108マリナ・ザネフスカ(ベルギー)
○110ダルマ・ガルフィ(ハンガリー)6-4 6-0 ●111ハリエット・ダート(イギリス)
写真◎Getty Images
Pick up
-
2024-07-12
大坂なおみが出場表明!「東レPPOテニス」最速先行チケット販売は7⽉12⽇(⾦)よりe+(イープラス)で
1984年の開始以来、国内最高峰の国際女子テニス大会として
-
2024-06-14
2024ウインブルドン 大会まとめページ
2024ウインブルドン 大会まとめページ2024年7月1日(
-
2024-05-03
『テニスフィジバト道場』(横山正吾 著)テニスプレーヤーのための最新フィジカルトレーニング
Tennis Magazine extraシリーズテニスプレ
-
2023-10-30
「テニス丸ごと一冊 戦略と戦術」シリーズの第4巻、テーマは「あなたは必ずゲームがうまくなる! [ドリル編]」(堀内昌一著)
「テニス丸ごと一冊 戦略と戦術」シリーズの第4巻、テーマは「
-
2024-02-05
子どもが主体的に動き出すために大人はどうかかわればよいのか(荒木尚子/著)
子どもが主体的に動き出すために大人はどうかかわればよいのか(
-
2022-12-05
勝つための“食”戦略 『最新テニスの栄養学』(高橋文子著)
Tennis Magazine extra シリーズ最新テニ
Related
Pick up
-
2024-07-12
大坂なおみが出場表明!「東レPPOテニス」最速先行チケット販売は7⽉12⽇(⾦)よりe+(イープラス)で
1984年の開始以来、国内最高峰の国際女子テニス大会として
-
2024-06-14
2024ウインブルドン 大会まとめページ
2024ウインブルドン 大会まとめページ2024年7月1日(
-
2024-05-03
『テニスフィジバト道場』(横山正吾 著)テニスプレーヤーのための最新フィジカルトレーニング
Tennis Magazine extraシリーズテニスプレ
-
2023-10-30
「テニス丸ごと一冊 戦略と戦術」シリーズの第4巻、テーマは「あなたは必ずゲームがうまくなる! [ドリル編]」(堀内昌一著)
「テニス丸ごと一冊 戦略と戦術」シリーズの第4巻、テーマは「
-
2024-02-05
子どもが主体的に動き出すために大人はどうかかわればよいのか(荒木尚子/著)
子どもが主体的に動き出すために大人はどうかかわればよいのか(
-
2022-12-05
勝つための“食”戦略 『最新テニスの栄養学』(高橋文子著)
Tennis Magazine extra シリーズ最新テニ
Ranking of articles
-
2024-07-04
ITFがパリ五輪テニス競技のエントリーリストを発表、日本勢は錦織圭&ダニエル太郎&大坂なおみ&内島萌夏&青山修子/柴原瑛菜が選出
-
2024-07-15
ウインブルドン2024|トーナメント表
-
2024-07-21
16歳以下は駒田瑛人(兵庫/ラボキッズJr)と石田実莉(兵庫/神戸野田高)が単複2冠 [2024関西ジュニア]
-
2024-07-21
12歳以下シングルスは安居院咲空(滋賀/ARROWS T.S.)と坂本愛実(奈良/ダイヤモンドTC学園前)が優勝、安居院は単複2冠 [2024関西ジュニア]
-
2024-07-21
14歳以下シングルスは安藤大貴(大阪/江坂テニスセンター)と西脇美結(大阪/TEAMSTUFF)が優勝、西脇は単複2冠 [2024関西ジュニア]