サカーリがプリスコバを倒してグランドスラム大会で2度目の準決勝進出 [USオープン]

写真はマリア・サカーリ(ギリシャ)(Getty Images)


 今年最後のグランドスラム大会「USオープン」(アメリカ・ニューヨーク/本戦8月30日~9月13日/ハードコート)の女子シングルス準々決勝で、第17シードのマリア・サカーリ(ギリシャ)が第4シードのカロリーナ・プリスコバ(チェコ)を6-4 6-4で倒してベスト4進出を果たした。試合時間は1時間22分。

 グランドスラム大会でサカーリが準々決勝をプレーしたのは今年6月のフレンチ・オープン(フランス・パリ/クレーコート)以来だったが、戦績を2勝0敗とした。

 フラッシングメドウに7年連続出場となる26歳のサカーリは、無観客で開催された昨年の大会でのベスト16がこれまでの最高成績だった。そのときは4回戦で、セレナ・ウイリアムズ(アメリカ)に3-6 7-6(6) 3-6で敗れていた。

 この結果でサカーリは、プリスコバとの対戦成績を2勝1敗と勝ち越した。両者は過去ローマ(WTAプレミア5/クレーコート)で2度顔を合わせ、2018年の2回戦はサカーリが3-6 6-3 7-5で、2019年の準決勝ではプリスコバが6-4 6-4で勝っていた。

 今大会でのサカーリは1回戦でマルタ・コスチュク(ウクライナ)を6-4 6-3で、2回戦でカテリーナ・シニアコバ(チェコ)を6-4 6-2で、3回戦で第10シードのペトラ・クビトバ(チェコ)を6-4 6-3で、4回戦では第6シードのビアンカ・アンドレスク(カナダ)を6-7(2) 7-6(6) 6-3で破って初の8強入りを決めていた。

 サカーリは次のラウンドで、予選から勝ち上がってきた18歳のエマ・ラドゥカヌ(イギリス)と対戦する。ラドゥカヌは準々決勝で、第11シードのベリンダ・ベンチッチ(スイス)を6-3 6-4で下しての勝ち上がり。(テニスマガジン)

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写真◎Getty Images

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