ガルシアが過去3戦全敗だったリスク アムリトラジを退け準々決勝へ、シンシナティからマッチ12連勝 [USオープン]

写真はカロリーヌ・ガルシア(フランス)(Getty Images)


 今年最後のグランドスラム大会「USオープン」(アメリカ・ニューヨーク/本戦8月29日~9月11日/ハードコート)の女子シングルス4回戦で、第17シードのカロリーヌ・ガルシア(フランス)が第29シードのアリソン・リスク アムリトラジ(アメリカ)を6-4 6-1で下してベスト8に進出した。試合時間は1時間22分。

 前哨戦のシンシナティ(WTA1000/ハードコート)で予選から優勝を飾ったガルシアは、連勝を「12」に伸ばした。元世界ランク4位のガルシアがグランドスラム大会で4回戦を突破したのは、2017年のフレンチ・オープン(フランス・パリ/クレーコート)以来でキャリア2度目となる。同ラウンドでの戦績は、2勝5敗となった。

 フラッシングメドウに10年連続出場となる28歳のガルシアは、過去4度の3回戦進出(2016~18年、20年)がこれまでの最高成績だった。ノーシードで臨んだ昨年は、2回戦でエレナ・リバキナ(カザフスタン)に1-6 4-6で敗れていた。

 ふたりはこれが4度目のマッチアップだったが、ガルシアが初勝利を挙げた。ハードコートでは2018年3月にマイアミ(WTAプレミア・マンダトリー)の2回戦で顔を合わ、リスク アムリトラジが6-3 6-1で勝っていた。

 今大会でのガルシアは1回戦でラッキールーザー(予選決勝で敗れたが欠場者が出たため本戦出場権を得た選手)のカミラ・ラヒモワ(ロシア)を6-2 6-4で、2回戦でアンナ・カリンスカヤ(ロシア)を6-3 6-1で、3回戦では2019年大会チャンピオンのビアンカ・アンドレスク(カナダ)を6-3 6-2で破って16強入りを決めていた。

 ガルシアは準々決勝で、第12シードのコリ・ガウフ(アメリカ)とジャン・シューアイ(中国)の勝者と対戦する。

続きを読むには、部員登録が必要です。

部員登録(無料/メール登録)すると、部員限定記事が無制限でお読みいただけます。

いますぐ登録

写真◎Getty Images

Pick up

Related

Ranking of articles