第3セット2-5から巻き返したリバキナがマッチポイントを凌いで初戦負けを回避 [WTAポルトロシュ]

写真はナショナルバンク・オープンでのエレナ・リバキナ(カザフスタン)(Getty Images)


 WTAツアー公式戦の「ザヴァロバロニカ・サヴァ・ポルトロシュ」(WTA250/スロベニア・ポルトロシュ/9月12~18日/賞金総額25万1750ドル/ハードコート)の女子シングルス1回戦で、第3シードのエレナ・リバキナ(カザフスタン)が苦戦を強いられながらもラウラ・シグムンド(ドイツ)に6-7(4) 6-4 7-6(8)で競り勝ち初戦負けを回避した。

 1セットダウンから追いついたリバキナは、第3セット2-5から挽回してタイブレークに持ち込んだ。先にリードしたリバキナは6-3としながら決めきれずに4ポイントを連取されて6-7からマッチポイントを握られたが、そのピンチをサービスエースで凌ぐと最終的に5度目のマッチポイントをものにして3時間22分の激闘を締めくくった。

 リバキナは次のラウンドで、ラッキールーザー(予選決勝で敗れたが欠場者が出たため本戦出場権を得た選手)のハリエット・ダート(イギリス)を0-6 6-4 6-1で破って勝ち上がったテレザ・マルティンコバ(チェコ)と対戦する。

 この日はリバキナ以外にもシード勢2人が初戦に臨んだが、いずれも勝ち進むことができなかった。アナ・ボグダン(ルーマニア)が第8シードのアイラ・トムヤノビッチ(オーストラリア)を7-5 4-6 6-1で倒し、カーヤ・ユバン(スロベニア)は第6シードのアリゼ・コルネ(フランス)を7-6(5) 6-3で退けそれぞれシードダウンを演じた。

 そのほかの試合ではディフェンディング・チャンピオンのジャスミン・パオリーニ(イタリア)、ディアン・パリー(フランス)、タマラ・ジダンセク(スロベニア)、レシヤ・ツレンコ(ウクライナ)のほか、クリスティーナ・ブクサ(スペイン)、ジョディー・バレージ(イギリス)、アンナ レナ・フリードサム(ドイツ)の予選勝者3人が初戦を突破した。

続きを読むには、部員登録が必要です。

部員登録(無料/メール登録)すると、部員限定記事が無制限でお読みいただけます。

いますぐ登録

写真◎Getty Images

Pick up

Related

Ranking of articles