イタリアとドイツが3戦全勝でグループ首位通過、決勝トーナメント進出の8チームが決定 [デビスカップ・ファイナルズ]
男子テニスの国別対抗戦「デビスカップ by Rakuten ファイナルズ」グループステージ(イタリア・ボローニャ、スペイン・バレンシア、ドイツ・ハンブルク、イギリス・グラスゴー/9月13~18日/室内ハードコート)の最終日は4つのグループのラウンドロビン(総当たり戦)第6戦が行われ、決勝トーナメント進出の8チームが決定した。
グループAはイタリアがスウェーデンを2勝1敗で、グループBは第2シードのスペインが韓国を3勝0敗で、グループCはドイツがオーストラリアを2勝1敗で、グループDはイギリスがカザフスタンを2勝1敗で下してそれぞれ勝利をおさめた。
グループAのイタリアとグループCのドイツが3戦全勝で決勝トーナメントに進出し、グループBは3チームが2勝1敗でグループステージを終えたが勝利数で上回ったスペインが首位通過を決めた。
デビスカップは2019年から、ITFとスペインのサッカー選手ジェラール・ピケによって設立された投資団体コスモスの協力によって開発された新フォーマットに変更されている。
新フォーマットのデビスカップではこれまでファイナルズのグループステージと決勝トーナメントを同じ日程の中で行ってきたが、今年はグループステージと決勝トーナメント(スペイン・マラガ/11月22~27日/室内ハードコート)を分けて開催される。
今年のファイナルズは16ヵ国が4チームによる4グループに別れてグループステージ(総当たり戦)を戦い、各グループの上位2チームが11月の決勝トーナメントに進出して優勝チームを決定する。試合はベスト・オブ・3セットマッチで行われ、シングルス2試合とダブルス1試合で争われる。
※[ ]数字はシード順位
グループステージ|9月18日
グループA|ボローニャ
イタリア(3勝0敗)2-1 スウェーデン(1勝2敗)
R1 ○マッテオ・ベレッティーニ 6-4 6-4 ●エリアス・イーメル
R2 ●ヤニク・シナー 4-6 6-3 3-6 ○ミカエル・イーメル
R3 ○シモーネ・ボレッリ/ファビオ・フォニーニ 7-6(2) 6-2 ●アンドレ・ヨーランソン/ドラゴス ニコラエ・マダラシュ
グループA|最終順位
1位 イタリア:3勝0敗(マッチ7-2)
2位 クロアチア:2勝1敗(マッチ5-4)
3位 スウェーデン:1勝2敗(マッチ4-5)
4位 アルゼンチン:0勝3敗(マッチ2-7)
グループB|バレンシア
スペイン[2](2勝1敗)3-0 韓国(0勝3敗)
R1 ○ロベルト・バウティスタ アグート 6-1 6-3 ●ホン・ソンチャン
R2 ○カルロス・アルカラス 6-4 7-6(1) ●クォン・スンウ
R3 ○マルセル・グラノイェルス/ペドロ・マルチネス 7-5 3-6 6-1 ●ナム・ジソン/ソン・ミンギュ
グループB|最終順位
1位 スペイン:2勝1敗(マッチ7-2)
2位 カナダ:2勝1敗(マッチ5-4)
3位 セルビア:2勝1敗(マッチ4-5)
4位 韓国:0勝3敗(マッチ2-7)
グループC|ハンブルク
ドイツ(3勝0敗)2-1 オーストラリア(2勝1敗)
R1 ○ヤン レナード・ストルフ 6-1 7-5 ●マックス・パーセル
R2 ●オスカー・オッテ 6-7(6) 1-6 ○タナシ・コキナキス
R3 ○ケビン・クラウィーツ/ティム・プッツ 6-4 6-4 ●マシュー・エブデン/マックス・パーセル
グループC|最終順位
1位 ドイツ:3勝0敗(マッチ6-3)
2位 オーストラリア:2勝1敗(マッチ6-3)
3位 フランス:1勝2敗(マッチ4-5)
4位 ベルギー:0勝3敗(マッチ2-7)
グループD|グラスゴー
イギリス(1勝2敗)2-1 カザフスタン(0勝3敗)
R1 ○アンディ・マレー 6-4 6-3 ●ドミトリー・ポプコ
R2 ●キャメロン・ノリー 4-6 3-6 ○アレクサンダー・ブブリク
R3 ○ジョー・ソールズベリー/ニール・スクプスキー 7-6(2) 6-7(9) 7-6(4) ●アレクサンダー・ブブリク/アレクサンドル・ネドベソフ
グループD|最終順位
1位 オランダ:3勝0敗(マッチ6-3)
2位 アメリカ:2勝1敗(マッチ5-4)
3位 イギリス:1勝2敗(マッチ4-5)
4位 カザフスタン:0勝3敗(マッチ3-6)
写真◎Getty Images
- ケビン・クラウィーツ
- ヤニク・シナー
- マッテオ・ベレッティーニ
- ロベルト・バウティスタアグート
- アレクサンダー・ブブリク
- ペドロ・マルチネス
- ミカエル・イーメル
- ファビオ・フォニーニ
- アンディ・マレー
- マルセル・グラノイェルス
- キャメロン・ノリー
- ヤンレナード・ストルフ
- カルロス・アルカラス
- ジョー・ソールズベリー
- ニール・スクプスキー
- デビスカップ
- クォン・スンウ
- マックス・パーセル
- アンドレ・ヨーランソン
- シモーネ・ボレッリ
- ナム・ジソン
- ソン・ミンギュ
- エリアス・イーメル
- タナシ・コキナキス
- ティム・プッツ
- ホン・ソンチャン
- オスカー・オッテ
- マシュー・エブデン
- アレクサンドル・ネドベソフ
- ドミトリー・ポプコ
- ITF
- 2022デビスカップ
- 2022_09
- ドラゴス ニコラエ・マダラシュ
Pick up
-
PR | 2024-10-20
『ノアから世界へ』——ノア・テニスアカデミー所属、駒田唯衣選手&富田悠太選手インタビュー
全国に35校のテニススクールを展開する業界大手の『ノアイ
-
2024-10-27
第63回テニマガ・テニス部「テニス丸ごと一冊サービス[増補版] 解説編』キャンセル待ち受付中
キャンセル待ち受付中=====テニマガ・テニス部 部活プ
-
2024-10-08
テニス丸ごと一冊サービス[増補版] QRコード(動画)付(堀内昌一 著)書籍&電子書籍
「テニスマガジン」のサービス特集をきっかけに、MOOK「テニ
-
2024-05-03
『テニスフィジバト道場』(横山正吾 著)テニスプレーヤーのための最新フィジカルトレーニング
Tennis Magazine extraシリーズテニスプレ
-
2024-02-05
子どもが主体的に動き出すために大人はどうかかわればよいのか(荒木尚子/著)
子どもが主体的に動き出すために大人はどうかかわればよいのか(
-
2022-12-05
勝つための“食”戦略 『最新テニスの栄養学』(高橋文子著)
Tennis Magazine extra シリーズ最新テニ
Related
-
2022-09-18
アメリカに勝ったオランダがグループDを首位通過、カナダはセルビアに敗れるも決勝トーナメント進出が確定 [デビスカップ・ファイナルズ]
-
2022-09-17
オジェ アリアシムが新世界ナンバーワンのアルカラスを倒してカナダを勝利へ牽引「僕にとってもチームにとっても大きな勝利」 [デビスカップ・ファイナルズ]
-
2022-09-17
カナダが世界1位アルカラス擁するスペインを下してグループステージ2連勝 [デビスカップ・ファイナルズ]
-
2022-09-16
アメリカとオーストラリアがグループステージ2連勝 [デビスカップ・ファイナルズ]
-
2022-09-15
バウティスタ アグートがセルビア戦の勝利を決める2勝目「僕のテニス人生最高の経験はこの大会でのものだった」 [デビスカップ・ファイナルズ]
Pick up
-
PR | 2024-10-20
『ノアから世界へ』——ノア・テニスアカデミー所属、駒田唯衣選手&富田悠太選手インタビュー
全国に35校のテニススクールを展開する業界大手の『ノアイ
-
2024-10-27
第63回テニマガ・テニス部「テニス丸ごと一冊サービス[増補版] 解説編』キャンセル待ち受付中
キャンセル待ち受付中=====テニマガ・テニス部 部活プ
-
2024-10-08
テニス丸ごと一冊サービス[増補版] QRコード(動画)付(堀内昌一 著)書籍&電子書籍
「テニスマガジン」のサービス特集をきっかけに、MOOK「テニ
-
2024-05-03
『テニスフィジバト道場』(横山正吾 著)テニスプレーヤーのための最新フィジカルトレーニング
Tennis Magazine extraシリーズテニスプレ
-
2024-02-05
子どもが主体的に動き出すために大人はどうかかわればよいのか(荒木尚子/著)
子どもが主体的に動き出すために大人はどうかかわればよいのか(
-
2022-12-05
勝つための“食”戦略 『最新テニスの栄養学』(高橋文子著)
Tennis Magazine extra シリーズ最新テニ