ラドゥカヌが優勝した2021年USオープン以来のツアー4強入り [韓国オープン]

写真はウェスタン&サザン・オープンでのエマ・ラドゥカヌ(イギリス)(Getty Images)


 WTAツアー公式戦の「ハナ銀行韓国オープン」(WTA250/韓国・ソウル/9月19~25日/賞金総額25万1750ドル/ハードコート)の女子シングルス準々決勝で、第6シードのエマ・ラドゥカヌ(イギリス)が第3シードのマグダ・リネッテ(ポーランド)を6-2 6-2で下してベスト4進出を決めた。

 第1セットを先取したラドゥカヌは第2セット第2ゲームで0-40とピンチを迎えたが、そこから5ポイントを連取してキープすると次のゲームをブレークして勝利に向けて突き進んだ。

 前週のチェンナイ(WTA250/ハードコート)で決勝に進出してクリスティーナ・ムラデノビッチ(フランス)に対する前のラウンドで2時間46分のタフマッチを戦っていたリネッテは、第3ゲーム終了後にメディカルタイムアウトを取って右太腿の治療を受けた。動きが悪くなったリネッテは1-5からひとつサービスゲームをキープしたが、ラドゥカヌが次のゲームをラブゲームで締めくくって1時間17分で試合を終わらせた。

 ツアー大会で優勝した2021年USオープン(アメリカ・ニューヨーク/ハードコート)以来となるキャリア2度目の4強入りを決めたラドゥカヌは次のラウンドで、ラッキールーザー(予選決勝で敗れたが欠場者が出たため本戦出場権を得た選手)のビクトリア・ヒメネス カシンツェバ(アンドラ)を6-2 6-1で破って勝ち上がった第1シードのエレナ・オスタペンコ(ラトビア)と対戦する。

 もうひとつの準決勝は、第2シードのエカテリーナ・アレクサンドロワ(ロシア)とタチアナ・マリア(ドイツ)の顔合わせとなった。第2シードのアレクサンドロワが予選勝者のルル・サン(スイス)に7-5 7-6(6)で競り勝ち、第7シードのマリアは第4シードのジュ・リン(中国)を6-1 6-1で退けた。

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写真◎Getty Images

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