守屋宏紀との日本人対決を制した綿貫陽介が本戦入り、望月慎太郎は予選決勝で敗退 [韓国オープン]

写真はオーストラリアン・オープンでの綿貫陽介(フリー)(Getty Images)


 ATPツアー公式戦の「Eugene韓国オープン・テニス選手権」(韓国・ソウル/9月26日~10月2日/賞金総額123万7570ドル/ハードコート)の予選決勝で、第8シードの綿貫陽介(フリー)が守屋宏紀(安藤証券)との日本人対決を3-6 7-6(3) 6-2で制して本戦入りを決めた。試合時間は2時間24分。

 韓国で男子のツアー公式戦が開催されるのは1996年以来で、綿貫は前日に行われれた予選1回戦でジョン パトリック・スミス(オーストラリア)を6-3 6-1で破って勝ち上がっていた。

 本戦の組み合わせ決まり、綿貫は1回戦でジャウメ・​ムナール(スペイン)と対戦することになった。

 予選には綿貫と守屋以外にも3人の日本人選手が出場していたが、望月慎太郎(IMG Academy)が予選決勝で、島袋将(有沢製作所)と伊藤竜馬(橋本総業ホールディングス)は初戦で敗れていた。

 そのほかの日本勢はダイレクトインした西岡良仁(ミキハウス)とダニエル太郎(エイブル)に加えてワイルドカード(主催者推薦枠)を受け取った内田海智(富士薬品)がシングルスに、マクラクラン勉(イカイ)がアンドレ・ヨーランソン(スウェーデン)とのペアでダブルスに第4シードとして出場している。

 韓国オープンはATPツアー250に格付けされる大会で、シングルス28ドロー&ダブルス16ドローで争われる。

※名前の左に付いている数字はドロー番号、[ ]数字はシード順位、WCはワイルドカード(主催者推薦枠)、Qは予選勝者、PRはプロテクト・ランキング(ケガなどで長期休養を余儀なくされた選手への救済措置)、Altは繰り上がり出場

男子シングルス1回戦◎組み合わせ|日本人選手

7西岡良仁(日本/ミキハウス)vs 8ダニエル・エバンズ(イギリス)[5]

5ダニエル太郎(日本/エイブル)vs 6エミリオ・ゴメス(エクアドル)

30内田海智(日本/富士薬品)[WC] vs 29ホン・ソンチャン(韓国)[WC]

21綿貫陽介(日本/フリー)[Q] vs 22ジャウメ・​ムナール(スペイン)

男子ダブルス1回戦◎組み合わせ|日本人選手

12アンドレ・ヨーランソン/マクラクラン勉(スウェーデン/イカイ)[4] vs 11マルコス・ギロン/マッケンジー・マクドナルド(アメリカ)

予選結果|日本人選手

予選決勝

○16綿貫陽介(日本/フリー)[8] 3-6 7-6(3) 6-2 ●14守屋宏紀(日本/安藤証券)

●6望月慎太郎(日本/Team YUKA)5-7 4-6 ○7チョン・ユンソン(韓国)

予選1回戦

○16綿貫陽介(日本/フリー)[8] 6-3 6-1 ●15ジョン パトリック・スミス(オーストラリア)[Alt]

○14守屋宏紀(日本/安藤証券)6-4 6-1 ●13トリート・ヒューイ(フィリピン)[Alt]

●3島袋将(日本/有沢製作所)7-6(3) 3-6 2-6 ○4アレクサンダー・コバチェビッチ(アメリカ)[7]

○6望月慎太郎(日本/Team YUKA)1-6 6-4 6-3 ●5エリアス・イーメル(スウェーデン)[2]

●2伊藤竜馬(日本/北日本物産)[PR] 2-6 1-6 ○1ニコラス・ジャリー(チリ)[1]

上位出場選手シード順位|シングルス

キャスパー・ルード(ノルウェー)[1]
キャメロン・ノリー(イギリス)[2]
テイラー・フリッツ(アメリカ)[3]
デニス・シャポバロフ(カナダ)[4]

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写真◎Getty Images

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