アレクサンドロワが今季2勝目、ウイックマイヤーはムラデノビッチとのダブルスで産休後の初タイトルを獲得 [韓国オープン]

写真は女子シングルス準決勝でのエカテリーナ・アレクサンドロワ(ロシア)(Getty Images)


 WTAツアー公式戦の「ハナ銀行韓国オープン」(WTA250/韓国・ソウル/9月19~25日/賞金総額25万1750ドル/ハードコート)の女子シングルス決勝で、第2シードのエカテリーナ・アレクサンドロワ(ロシア)が第1シードのエレナ・オスタペンコ(ラトビア)を7-6(4) 6-0で下して今季2勝目を挙げた。

 第1セットで3度先にリードされながらその都度追いついたアレクサンドロワは5-6からセットポイントをセーブしたあともつれ込んだタイブレークを制し、第2セットでは1ゲームも落とさず1時間25分で試合を締めくくった。

 27歳のアレクサンドロワがWTAツアーの同種目でタイトルを獲得したのは、6月のスヘルトーヘンボス(WTA250/グラスコート)以来でキャリア3度目となる。決勝での戦績は、3勝2敗となった。

 この結果でアレクサンドロワは、オスタペンコとの対戦成績を5勝2敗とした。今シーズンは4月にマドリッド(WTA1000/クレーコート)の1回戦で顔を合わせ、アレクサンドロワが6-2 4-6 6-4で勝っていた。

 今大会でのアレクサンドロワは1回戦でエイジア・ムハメッド(アメリカ)を6-1 3-6 6-1で、2回戦でワイルドカード(主催者推薦枠)のハン・ナレ(韓国)を6-1 6-3で、準々決勝で予選勝者のルル・サン(スイス)を7-5 7-6(6)で、準決勝では第7シードのタチアナ・マリア(ドイツ)を6-2 6-4で破って決勝進出を決めていた。

 同大会でチャンピオンに輝いた2017年以来の決勝進出を決めた25歳のオスタペンコは、2月のドバイ(WTA500/ハードコート)に続く今季2勝目を目指していた。

 これに先立ち行われたダブルス決勝では今大会で初めてペアを組んだクリスティーナ・ムラデノビッチ(フランス)/ヤニナ・ウイックマイヤー(ベルギー)が第1シードのムハメッド/サブリナ・サンタマリア(アメリカ)を6-3 6-2で退け、ウイックマイヤーは2月に産休から復帰してからの初優勝を飾った。

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写真◎Getty Images

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