加治遥がここ3週間で2つ目のタイトル獲得、山崎郁美の負傷による途中棄権で決着 [浜松ウイメンズオープン]

写真は女子シングルスで優勝を飾った加治遥(島津製作所/右)と準優勝の山崎郁美(亜細亜大学)(写真提供◎浜松ウイメンズオープン実行委員会、撮影◎てらおよしのぶ)


 国際テニス連盟(ITF)の女子ツアー下部大会「浜名湖東急カップ浜松ウイメンズオープン」(ITFワールドテニスツアーW25/静岡県浜松市・東急リゾートタウン浜名湖サニーパーク/本戦10月11~16日/賞金総額2万5000ドル/砂入り人工芝コート)の女子シングルス決勝で山崎郁美(亜細亜大学)が第1セット途中で棄権したため、加治遥(島津製作所)の優勝が決まった。

 山崎は第2ゲームで転倒して右足首を負傷し、ゲームカウント1-1となった時点で試合続行を断念した。試合時間は10分。

 28歳の加治がITFツアーの同種目でタイトルを獲得したのは、2週間前の2週間前の七尾(W25/砂入り人工芝コート)に続いてキャリア6度目となる。決勝での戦績は、6勝4敗となった。

 今大会での加治は1回戦で第3シードの荒川晴菜(アオヤマスポーツ)を6-2 6-2で、2回戦で予選勝者の伊藤あおい(サリュートテニス専門学院)を3-6 6-2 6-3で、準々決勝で第8シードのリー・ヤーシュエン(台湾)を6-2 6-3で、準決勝では第5シードの華谷和生(三浦工業)に1-6 6-2 7-5で破って決勝進出を決めていた。

 全日本学生テニス選手権大会(インカレ)チャンピオンで21歳の山崎は予選から参戦した前週の牧之原(W25/砂入り人工芝コート)を制して今大会を迎えていたが、思わぬ形で11試合続いていた連勝が途絶えた。

本戦最終日◎試合結果

女子シングルス決勝

○10加治遥(日本/島津製作所)1-1 Ret. ●23山崎郁美(日本/亜細亜大学)[SE]

※名前の左に付いている数字はドロー番号、[ ]数字はシード順位、SEはスペシャル・イグザンプト(前週大会で勝ち残ったため予選に出場できない選手を救済するための特別出場枠)

~2022マッチレポート|単準決勝~text by Uchida Akatsuki

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写真提供◎浜松ウイメンズオープン実行委員会、撮影◎てらおよしのぶ

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