「相手は実力のある選手だが、しっかり自分の準備をしたい」決勝進出の坂詰姫野 [第97回全日本テニス選手権]

2022-10-28

「相手は実力のある選手だが、しっかり自分の準備をしたい」決勝進出の坂詰姫野 [第97回全日本テニス選手権]

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準決勝後の記者会見で語った坂詰姫野（橋本総業ホールディングス）（写真◎BBM）

　公益財団法人日本テニス協会（JTA）が主催する「大正製薬リポビタン全日本テニス選手権97th」（JTT-4／賞金総額2762万円／本戦10月22～30日／東京都江東区・有明コロシアムおよび有明テニスの森公園コート／室内ハードコート）の本戦7日目に行われた女子シングルス準決勝で第1シードの坂詰姫野（橋本総業ホールディングス）が第15シードの伊藤あおい（サリュートテニス専門学院）を6-2 6-0で下し、決勝に進出した。

「相手はバックのウィナーが多かったので、あまりそこから打たれて流れに乗られないように意識した」

　この1、2年間、一人でITFの大会を転戦して、自分のプレーを冷静に見極められるようになったという。

「コーチが見られない大会は自分で感じたこと、出来なかったことをしっかり分析しなければならなかった。その能力はついたと思う」

明日、土曜日に行われる決勝では同じ橋本総業ホールディングス所属の小堀桃子と対戦する。

「日本リーグでも強い選手に勝っており、実力のある選手。でも、相手のことより自分の準備をしっかりしたい。自分の持ち味は動けることなので、それを生かしたプレーをしたい。ただ、ディフェンス一辺倒ではなく、しっかり攻撃して攻めるテニスもできるようにしたい」

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