上杉海斗/松井俊英が男子ダブルス2連覇、仁木拓人は現役ラストマッチを終える [第97回全日本テニス選手権]

写真は男子ダブルス準々決勝での上杉海斗(右)/松井俊英(江崎グリコ/ASIA PARTNERSHIP FUND)(撮影◎BBM)


 公益財団法人日本テニス協会(JTA)が主催する「大正製薬リポビタン全日本テニス選手権97th」(JTT-4/賞金総額2762万円/本戦10月22~30日/東京都江東区・有明コロシアムおよび有明テニスの森公園コート/室内ハードコート)の男子ダブルス決勝で、第1シードの上杉海斗(江崎グリコ)/松井俊英(ASIA PARTNERSHIP FUND)が第4シードの仁木拓人(三菱電機)/柚木武(イカイ)を6-3 6-4で下して2連覇を達成した。

 44歳の松井は現デビスカップ日本代表チーム監督の岩渕聡氏とのペアで4度(2005年、07~09年)全日本の男子ダブルスを制しており、6勝目を挙げて自身の持つ最年長記録を更新した。

 今大会での上杉/松井は1回戦で竹島駿朗(Team REC)/菊池玄吾(エキスパートパワーシズオカ)を6-2 7-5で、準々決勝でワイルドカード(主催者推薦枠)の河野甲斐/田口涼太郎(ともに近畿大学)を6-4 6-4で、準決勝では江原弘泰(エキスパートパワーシズオカ)/片山翔(伊予銀行)を6-2 7-6(3)で破って決勝進出を決めていた。

 全日本の同種目で3度タイトルを獲得した実績を持つ35歳の仁木は今大会を最後に引退する意向を表明しており、現役ラストマッチを終えた。

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写真◎BBM

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