今井慎太郎が2年連続の決勝を制してシングルスで初の全日本王者に [第97回全日本テニス選手権]

写真◎BBM


 公益財団法人日本テニス協会(JTA)が主催する「大正製薬リポビタン全日本テニス選手権97th」(JTT-4/賞金総額2762万円/本戦10月22~30日/東京都江東区・有明コロシアムおよび有明テニスの森公園コート/室内ハードコート)の男子シングルス決勝で、第1シードの今井慎太郎(イカイ)が第4シードの関口周一(Team REC)を7-5 4-6 6-3で倒してチャンピオンに輝いた。

 全日本に9年連続13回目の出場となった29歳の今井は仁木拓人(三菱電機)とのダブルスで2018年と19年に2連覇を達成した実績を持っているが、シングルスでは昨年の準優勝がこれまでの最高成績だった。昨年はシングルスで初めて決勝に進出したが、清水悠太(三菱電機)に3-6 4-6で敗れていた。

 今大会での今井は初戦となった2回戦でワイルドカード(主催者推薦枠)の松岡隼(桜田倶楽部)を6-2 6-2で、3回戦で楠原悠介(伊予銀行)を7-6(4) 6-4で、準々決勝で第10シードの白石光(早稲田大学)を6-4 6-0で、準決勝では第8シードの片山翔(伊予銀行)を6-1 7-5で破って決勝進出を決めていた。

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