テネシー大学で腕を磨く三井駿介が単複2冠 [M15イサカ]

写真はイメージ(Getty Images)


 国際テニス連盟(ITF)の男子ツアー下部大会「ディック・サビット・オープン」(ITFワールドテニスツアーM15/アメリカ・ニューヨーク州イサカ/10月31日~11月6日/賞金総額1万5000ドル/室内ハードコート)の男子シングルス決勝で第4シードの三井駿介(アクトスポーツクラブ)がメネラオス・エフスタシウー(キプロス)を6-4 6-2で下し、ITFツアーの同種目で初優勝を飾った。試合時間は1時間39分。

 ジュニア世界ランクで最高6位をマークした実績を持つ20歳の三井は、テネシー大学に進学して選手活動を続けている。三井がITFツアーのシングルスで決勝に進出したのは、8月のメンフィス(M15/ハードコート)以来でキャリア2度目だった。

 今大会での三井は1回戦をキャッシュ・ハンズリック(アメリカ)との途中棄権で勝ち上がり、2回戦でラドゥ ミハイ・パポエ(ルーマニア)を6-1 4-6 6-3で、準々決勝で予選勝者のブレイデン・シック(アメリカ)を6-3 6-1で破り、準決勝は第6シードのトビー アレックス・コダット(アメリカ)が棄権したため不戦勝で決勝進出を決めていた。

 三井はジョン・マクナリー(アメリカ)とのペアで第2シードとして参戦したダブルスでも決勝でエフスタシウー/ヤコブ・シュナイター(キプロス/ドイツ)を6-3 6-4で倒しており、単複2冠を達成した。

※名前の左に付いている数字はドロー番号、[ ]数字はシード順位、Qは予選勝者、Ret.は途中棄権

日本人選手の試合結果

男子シングルス決勝

○24三井駿介(日本/アクトスポーツクラブ)[4] 6-4 6-2 ●13メネラオス・エフスタシウー(キプロス)

男子シングルス準決勝

○24三井駿介(日本/アクトスポーツクラブ)[4] 不戦勝 ●25トビー アレックス・コダット(アメリカ)[6]

男子シングルス準々決勝

○24三井駿介(日本/アクトスポーツクラブ)[4] 6-3 6-1 ●18ブレイデン・シック(アメリカ)[Q]

男子シングルス2回戦

○24三井駿介(日本/アクトスポーツクラブ)[4] 6-1 4-6 6-3 ●22ラドゥ ミハイ・パポエ(ルーマニア)

●3菊地裕太(日本/トップラン)6-2 6-7(5) 2-6 ○1セコウ・バングラ(アメリカ)[1]

男子シングルス1回戦

○24三井駿介(日本/アクトスポーツクラブ)[4] 6-2 3-0 Ret. ●23キャッシュ・ハンズリック(アメリカ)

○3菊地裕太(日本/トップラン)7-6(2) 6-2 ●4A.J.カタンザリティ(アメリカ)

男子ダブルス決勝

○16ジョン・マクナリー/三井駿介(アメリカ/アクトスポーツクラブ)[2] 6-3 6-4 ●4メネラオス・エフスタシウー/ヤコブ・シュナイター(キプロス/ドイツ)

男子ダブルス準決勝

○16ジョン・マクナリー/三井駿介(アメリカ/アクトスポーツクラブ)[2] 6-4 7-5 ●9ロビン・キャトリー/フォンス・ファン サムベーク(フランス/オランダ)

男子ダブルス準々決勝

○16ジョン・マクナリー/三井駿介(アメリカ/アクトスポーツクラブ)[2] 6-3 6-1 ●13ラドゥ ミハイ・パポエ/アマン・シャルマ(ルーマニア/アメリカ)

●12シダント・バンティア/菊地裕太(インド/トップラン)[3] 不戦勝 ○9ロビン・キャトリー/フォンス・ファン サムベーク(フランス/オランダ)

男子ダブルス1回戦

○16ジョン・マクナリー/三井駿介(アメリカ/アクトスポーツクラブ)[2] 6-1 6-1 ●15ムウェンドワ・ムビティ/エメット・ワード(アメリカ)

○12シダント・バンティア/菊地裕太(インド/トップラン)[3] 7-6(5) 4-6 [10-7] ●11アレクサンダー・コッツェン/イシャーン・ラビチャンダー(アメリカ)

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写真◎Getty Images

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