緒方葉台子/吉冨愛子がトップ2シード対決を制してコンビ4勝目 [W15アンタルヤ]
ITF(国際テニス連盟)の女子ツアー下部大会「GDテニス・カップ・シリーズ」(ITFワールドテニスツアーW15/トルコ・アンタルヤ/11月18~24日/賞金総額1.5万ドル/ハードコート)の女子ダブルス決勝で、第2シードの緒方葉台子(グラスコート佐賀テニスクラブ)/吉冨愛子(アクトス)が第1シードのジェニー・デュアースト(スイス)/アイオナ・ガスパール(ルーマニア)を6-1 6-1で下し、優勝を果たした。試合時間は49分。
緒方と吉冨のコンビは、今大会が9度目のダブルス出場。ふたりは8月にカンクン(W15/ハードコート)で3週連続ダブルスを制しており、同ペアでの4勝目を挙げた。
今大会での緒方/吉冨は、1回戦でベンラ・アハティ/オーナ・オルパナ(ともにフィンランド)を6-4 6-2で、準々決勝でニーナ・ルドゥコワ/アベリーナ・サイフェトディノワ(ともにロシア)を6-3 6-1で、準決勝では第4シードの佐藤南帆(慶應義塾大学)/アニ・バンゲロワ(ブルガリア)を3-6 7-6(5) [10-4]で破って決勝進出を決めていた。
シングルスの日本勢は4人が出場したが、第6シードの佐藤が8強入りしたのが最高成績だった。
※名前の左に付いている数字はドロー番号、[ ]数字はシード順位、WCはワイルドカード(主催者推薦枠)、Qは予選勝者、LLはラッキールーザー
日本人選手の結果
女子シングルス準々決勝
●16佐藤南帆(慶應義塾大学)[6] 3-6 6-7(2) ○9イリーナ・クロマキワ(ロシア)[3]
女子シングルス2回戦
○16佐藤南帆(慶應義塾大学)[6] 6-4 5-7 7-5 ●13ステファニー ユディト・フィスヘル(オランダ)
●29秋田史帆(橋本総業ホールディングス)1-6 4-6 ○32リナ・ジョルチェスカ(北マケドニア)[2]
●5緒方葉台子(グラスコート佐賀テニスクラブ)[Q] 5-7 2-6 ○8アイオナ・ガスパール(ルーマニア)[7]
女子シングルス1回戦
○16佐藤南帆(慶應義塾大学)[6] 3-6 6-1 6-2 ●15エレナ・コロコジディ(ロシア)[LL]
○29秋田史帆(橋本総業ホールディングス)6-0 6-0 ●30バシリサ・アポナセンコ(ロシア)[WC]
●18吉冨愛子(アクトス)0-6 3-6 ○17オーナ・オルパナ(フィンランド)[5]
○5緒方葉台子(グラスコート佐賀テニスクラブ)[Q] 6-2 6-2 ●6レッカ・ファブラス(ハンガリー)[WC]
女子ダブルス決勝
○16緒方葉台子/吉冨愛子(グラスコート佐賀テニスクラブ/アクトス)[2] 6-1 6-1 ●1ジェニー・デュアースト/アイオナ・ガスパール(スイス/ルーマニア)[1]
女子ダブルス準決勝
○16緒方葉台子/吉冨愛子(グラスコート佐賀テニスクラブ/アクトス)[2] 3-6 7-6(5) [10-4] ●12佐藤南帆/アニ・バンゲロワ(慶應義塾大学/ブルガリア)[4]
女子ダブルス準々決勝
○16緒方葉台子/吉冨愛子(グラスコート佐賀テニスクラブ/アクトス)[2] 6-3 6-1 ●14ニーナ・ルドゥコワ/アベリーナ・サイフェトディノワ(ロシア)
○12佐藤南帆/アニ・バンゲロワ(慶應義塾大学/ブルガリア)[4] 6-1 6-1 ●9ディアナ・デミドバ/リボフ・デミドバ(ロシア)
女子ダブルス1回戦
○16緒方葉台子/吉冨愛子(グラスコート佐賀テニスクラブ/アクトス)[2] 6-4 6-2 ●15ベンラ・アハティ/オーナ・オルパナ(フィンランド)
○12佐藤南帆/アニ・バンゲロワ(慶應義塾大学/ブルガリア)[4] 6-3 6-2 ●11マヤ・ラデンコビッチ/トゥアナ・トゥナズテペ(スウェーデン/トルコ)[WC]
※写真は全日本テニス選手権での吉冨愛子(アクトス)
撮影◎菅原淳 / JUN SUGAWARA
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