42歳ビーナスがシングルスで2021年ウインブルドン以来のマッチ勝利 [ASBクラシック]
2023年WTAツアー開幕戦のひとつとなる「ASBクラシック」(WTA250/ニュージーランド・オークランド/1月2~8日/賞金総額25万9303ドル/ハードコート)の女子シングルス1回戦でワイルドカード(主催者推薦枠)を得て参戦した元世界ナンバーワンで42歳のビーナス・ウイリアムズ(アメリカ)が予選を勝ち上がってきたケイティ・ボリネッツ(アメリカ)との同胞対決を7-6(4) 6-2で制し、同種目では2021年ウインブルドン(イギリス・ロンドン/グラスコート)以来のマッチ勝利をマークした。
競り合った末に第1セットを先取したビーナスは第2セットでも5-0リードを広げ、2度目のサービング・フォー・ザ・マッチで迎えた2つ目のマッチポイントをものにして1時間44分で試合を締めくくった。
2021年の夏から1年近く戦線を離れていたビーナスは昨シーズンにプレーしたシングルスで0勝4敗に終わり、世界ランクを1003位まで落として今大会を迎えている。
ビーナスは次のラウンドで、第6シードのマディソン・ブレングル(アメリカ)を4-6 7-6(6) 6-4で破って勝ち上がったジュ・リン(中国)と対戦する。
そのほかの試合では第3シードのレイラ・フェルナンデス(カナダ)、第8シードのレベッカ・マリノ(カナダ)、ユリア・グラバー(オーストリア)、予選勝者のイザリン・ボナボントゥー(ベルギー)とヴィクトリア・クズモバ(スロバキア)が2回戦に駒を進めた。
クズモバが第4シードのベルナルダ・ペラ(アメリカ)を6-4 6-4で倒してシードダウンを演じ、ワイルドカードを受け取りツアーレベルのキャリア2試合目に臨んだ15歳のブレンダ・フルビルトバ(チェコ)はフェルナンデスに1-6 1-6で完敗を喫した。
写真◎Getty Images
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