日比野菜緒が本戦入り、内島萌夏は予選決勝で敗退 [ASBクラシック]

写真は2022年オーストラリアン・オープンでの日比野菜緒(ブラス)(Getty Images)


 2023年WTAツアー開幕戦のひとつとなる「ASBクラシック」(ニュージーランド・オークランド/1月2~8日/賞金総額25万9303ドル/ハードコート)の予選決勝で、日比野菜緒(ブラス)がジャクリーン・クリスティアン(ルーマニア)を6-3 4-6 6-2で倒して本戦入りを決めた。試合時間は2時間3分。

 同大会に3年ぶり5度目の出場となる28歳の日比野は、初参戦だった2016年のベスト8がこれまでの最高成績。前回プレーした2020年は、予選2回戦でアン・リー(アメリカ)に3-6 4-6で敗れていた。

 本戦の組み合わせ決まり、日比野は1回戦で第7シードのダンカ・コビニッチ(モンテネグロ)と対戦することになった。

 日比野はオリビア・タンドラモリア(オーストラリア)とのペアでダブルスにもエントリーしており、初戦の相手はチャン・ラティーシャ(台湾)/アレクサ・グラーチ(チリ)となっている。

 予選にはほかにも内島萌夏(安藤証券)が第3シードで出場していたが、同日に行われた予選決勝で第8シードのエレナ ガブリエラ・ルース(ルーマニア)に4-6 1-6で敗れた。

 そのほかの日本勢は穂積絵莉(日本住宅ローン)/タマラ・ジダンセク(スロベニア)と加藤未唯(ザイマックス)/アルディラ・スチアディ(インドネシア)がダブルスに出場しており、第2シードの穂積/ジダンセクがワン・シユ/ジュ・リン(ともに中国)と、第3シードの加藤/スチアディはモニク・アダムザック/アレクサンドラ・オズボーン(ともにオーストラリア)と初戦で対戦する予定になっている。

 ASBクラシックはWTA250に格付けされる大会で、シングルス32ドロー&ダブルス16ドローで争われる。

※名前の左に付いている数字はドロー番号、[ ]数字はシード順位、WCはワイルドカード(主催者推薦枠)

予選結果|日本人選手

予選決勝

●9内島萌夏(日本/安藤証券)[3] 4-6 1-6 ○12エレナ ガブリエラ・ルース(ルーマニア)[8]

○19日比野菜緒(日本/ブラス)6-3 4-6 6-2 ●18ジャクリーン・クリスティアン(ルーマニア)

予選1回戦

○9内島萌夏(日本/安藤証券)[3] 6-3 6-4 ●10クロエ・パケ(フランス)[WC]

○19日比野菜緒(日本/ブラス)2-6 7-6(9) 6-2 ●20ココ・バンダウェイ(アメリカ)[10]

上位出場選手シード順位|シングルス

ココ・ガウフ(アメリカ)[1]
スローン・スティーブンス(アメリカ)[2]
レイラ・フェルナンデス(カナダ)[3]
ベルナルダ・ペラ(アメリカ)[4]

続きを読むには、部員登録が必要です。

部員登録(無料/メール登録)すると、部員限定記事が無制限でお読みいただけます。

いますぐ登録

写真◎Getty Images

Pick up

Related

Ranking of articles