初のグランドスラム4回戦に臨んだ西岡良仁はハチャノフにストレート負け、立ち上がりの14ゲーム連続ダウンを取り戻せず [オーストラリアン・オープン]
今年最初のグランドスラム大会「オーストラリアン・オープン」(オーストラリア・ビクトリア州メルボルン/本戦1月16~29日/ハードコート)の男子シングルス4回戦で、第31シードの西岡良仁(ミキハウス)は第18シードのカレン・ハチャノフ(ロシア)に0-6 0-6 6-7(4)で敗れた。試合時間は1時間58分。
グランドスラム大会でハチャノフが4回戦を突破したのは準決勝まで勝ち進んだ昨年のUSオープン(アメリカ・ニューヨーク/ハードコート)に続いて4度目となり、四大大会すべてでベスト8以上に進出した50人目の男子プレーヤーとなった。
全豪に9年連続出場(2015年の予選敗退含む)となった27歳の西岡は、2020年の3回戦進出がこれまでのグランドスラム大会における最高成績だった。昨年は1回戦で、ラドゥ・アルボット(モルドバ)に3-6 4-6 6-4 2-6で敗れていた。
2023年シーズン開幕戦のひとつとなるアデレード(ATP250/ハードコート)でプレーした西岡は、世界ランク11位だったホルガ・ルーネ(デンマーク)を倒すなど3試合を勝ち抜き4強入りしていた。
この結果でハチャノフは、西岡との対戦成績を3勝1敗とした。昨年8月のワシントンDC(ATP500/ハードコート)3回戦は西岡が7-6(2) 7-6(1)で勝ったが、2019年全豪の2回戦ではストレート負けを喫していた。
今大会での西岡は1回戦でミカエル・イーメル(スウェーデン)を6-4 6-2 7-5で、2回戦で予選勝者のダリボール・スブルチナ(チェコ)を6-3 6-4 6-2で、3回戦ではマッケンジー・マクドナルド(アメリカ)を7-6(6) 6-3 6-2で破り、日本人選手として同種目で松岡修造氏と錦織圭(ユニクロ)に続くオープン化以降3人目のグランドスラム16強入りを決めていた。
ハチャノフは準々決勝で、第10シードのホベルト・フルカチュ(ポーランド)と第29シードのセバスチャン・コルダ(アメリカ)の勝者と対戦する。
写真◎Getty Images
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