アザレンカが深夜に及ぶ死闘の末にジュ・リンを倒して準々決勝進出 [オーストラリアン・オープン]
今年最初のグランドスラム大会「オーストラリアン・オープン」(オーストラリア・ビクトリア州メルボルン/本戦1月16~29日/ハードコート)の女子シングルス4回戦で、第24シードのビクトリア・アザレンカ(ベラルーシ)がノーシードから勝ち上がってきたジュ・リン(中国)を4-6 6-1 6-4で退けベスト8に進出した。
第3セットは6ゲーム連続でサービスダウンが続いたが、4-4からブレークに成功したアザレンカが続くサービング・フォー・ザ・マッチで15-40とされてから最後の4ポイントを連取して2時間40分の死闘を締めくくった。
全豪に3年連続15回目の出場となる33歳のアザレンカは、2012年と13年にタイトルを獲得。第24シードで臨んだ昨年は、4回戦でバーボラ・クレイチコバ(チェコ)に2-6 2-6で敗れていた。
両者は今回が初対戦。前のラウンドで第6シードのマリア・サカーリ(ギリシャ)を7-6(3) 1-6 6-4で倒す番狂わせを演じていた28歳のジュは、これまでグランドスラム大会で2回戦より先に進んだことがなかった。
今大会でのアザレンカは1回戦で2020年大会チャンピオンのソフィア・ケニン(アメリカ)を6-4 7-6(3)で、2回戦でナディア・ポドロスカ(アルゼンチン)を6-1 6-0で、3回戦では第10シードのマディソン・キーズ(アメリカ)を1-6 6-2 6-1で破って16強入りを決めていた。
アザレンカは次のラウンドで、第3シードのジェシカ・ペグラ(アメリカ)と対戦する。ペグラは4回戦で、第20シードのクレイチコバを7-5 6-2で下して勝ち上がった。
写真◎Getty Images
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