初コンビの林恵里奈/今村咲が全試合ストレート勝利で2023年ITFツアーで日本勢の初タイトルを獲得 [W40ボーパール]

写真は女子ダブルスで優勝を飾った林恵里奈(セーレン/右)と今村咲(EMシステムズ)(写真提供◎林恵里奈:セーレン所属)


 国際テニス連盟(ITF)の女子ツアー下部大会「ITF女子4万ドル」(ITFワールドテニスツアーW40/インド・マディヤ プラデーシュ州ボーパール/1月16~22日/賞金総額4万ドル/ハードコート)の女子ダブルス決勝で、林恵里奈(セーレン)/今村咲(EMシステムズ)がエカテリーナ・マカロワ/エカテリーナ・レインゴールド(ともにロシア)とのノーシード対決を6-3 7-6(3)で制して全試合ストレート勝利で優勝を飾った。試合時間は1時間18分。

 今村と林は、今大会で初めてペアを組んでダブルスに出場。ITFツアーの同種目では28歳の林が9勝目、20歳の今村は8勝目となる。

 今大会での林/今村は1回戦でジベック・クランバエワ(カザフスタン)/エカテリーナ・ヤシナ(ロシア)を6-0 6-2で、準々決勝でソハ・サディク/サハジャ・ヤマラパリ(ともにインド)を6-0 6-1で、準決勝では第2シードのイリーナ・クロマキワ/アナスタシア・チホノワ(ともにロシア)を6-3 6-2で破って決勝進出を決めていた。

 4人が本戦に出場したシングルスの日本勢は、予選から勝ち上がってきた清水映里(東通産業)と川村茉那(フジキン)のベスト8が最高成績だった。

※名前の左に付いている数字はドロー番号、[ ]数字はシード順位、Qは予選勝者

上位の試合結果

女子シングルス決勝

○8アナスタシア・チホノワ(ロシア)[5] 6-4 6-1 ●32ジョアン・ズガー(スイス)[2]

女子シングルス準決勝

○8アナスタシア・チホノワ(ロシア)[5] 7-5 6-1 ●16エカテリーナ・マカロワ(ロシア)[3]

○32ジョアン・ズガー(スイス)[2] 7-5 6-2 ●17バレリア・サビンキ(ロシア)[7]

女子シングルス準々決勝

○8アナスタシア・チホノワ(ロシア)[5] 3-6 6-2 7-6(7) ●1ニギナ・アブドレイモワ(ウズベキスタン)[1]

○16エカテリーナ・マカロワ(ロシア)[3] 6-1 7-6(3) ●11清水映里(日本/東通産業)[Q]

○17バレリア・サビンキ(ロシア)[7] 4-6 6-2 6-1 ●21川村茉那(日本/フジキン)[Q]

○32ジョアン・ズガー(スイス)[2] 7-5 6-4 ●28セニア・ザイツェワ(ロシア)[Q]

女子ダブルス決勝

○11林恵里奈/今村咲(セーレン/EMシステムズ)6-3 7-6(3) ●2エカテリーナ・マカロワ/エカテリーナ・レインゴールド(ロシア)

女子ダブルス準決勝

○2エカテリーナ・マカロワ/エカテリーナ・レインゴールド(ロシア)7-6(5) 7-6(4) ●7リャン・エンシュオ/ディアナ・マルチンケビカ(台湾/ラトビア)

○11林恵里奈/今村咲(セーレン/EMシステムズ)6-3 6-2 ●16イリーナ・クロマキワ/アナスタシア・チホノワ(ロシア)[2]

続きを読むには、部員登録が必要です。

部員登録(無料/メール登録)すると、部員限定記事が無制限でお読みいただけます。

いますぐ登録

写真提供◎林恵里奈:セーレン所属

Pick up

Related

Ranking of articles