フルカチュはワールドグループⅠプレーオフ日本戦のメンバーに入らず [デビスカップ]

写真はユナイテッドカップでのホベルト・フルカチュ(ポーランド)(Getty Images)


 男子テニスの国別対抗戦「デビスカップ by Rakuten」ワールドグループⅠプレーオフ「日本対ポーランド」(2月4、5日/兵庫県三木市・ブルボンビーンズドーム/室内ハードコート)のポーランド代表メンバーが発表され、カツペル・ジュク、ダニエル・ミハルスキ、マクス・カスニコウスキ、ヤン・ジエリンスキ、ルーカシュ・クボトの5人が選ばれた。

 単複で同国トップ(シングルス11位、ダブルス34位)のホベルト・フルカチュは選外となり、ダブルス36位のジェリンスキ以外は世界ランク200位以下のメンバーで日本戦に臨むことになった。

 昨年のワールドグループⅠプレーオフ(3月4、5日/ポルトガル・ポルト/室内クレーコート)でポルトガルに0勝4敗で敗れたポーランドは、ワールドグループⅡ(9月16、17日/ポーランド・イノブロツワフ/室内ハードコート)でインドネシアを5勝0敗で下してプレーオフ進出を決めていた。

 日本は昨年のファイナルズ予選(3月4、5日/スウェーデン・ヘルシンボリ/室内ハードコート)でスウェーデンに2勝3敗で惜敗し、ワールドグループⅠ(9月16、17日/ウズベキスタン・タシケント/ハードコート)でウズベキスタンに1勝3敗で敗れてプレーオフに回った。

 両国がデビスカップで対決するのは、今回が初となる。このポーランド戦は、2023年から新監督となった添田豪(GODAI)にとって初陣となる。

 デビスカップは2019年から、国際テニス連盟(ITF)とスペインの元サッカー選手ジェラール・ピケによって設立された投資団体コスモスの協力によって開発された新フォーマットに変更されている。ITFは同社とのパートナシップ終了を発表したが、今年の大会は予定通り行われることになっている。

 24ヵ国がホーム&アウェー方式で争うワールドグループⅠプレーオフはベスト・オブ・3セットマッチで初日にシングルス2試合、2日目にダブルス1試合とシングルス2試合(先に3勝したチームの勝利)で行われる。各対戦に勝利した12ヵ国が同年9月のワールドグループⅠへ、敗れた12か国はワールドグループⅡに進む。

※世界ランクは1月16日付

ポーランド代表メンバー

カツペル・ジュク(シングルス248位/ダブルス364位)
ダニエル・ミハルスキ(シングルス250位/ダブルス1094位)
マクス・カスニコウスキ(シングルス382位/ダブルス752位)
ヤン・ジエリンスキ(シングルス--位/ダブルス36位)
ルーカシュ・クボト(シングルス--位/ダブルス248位)

監督◎マリウシュ・フィルステンベルグ(ポーランド)

日本代表メンバー

西岡良仁(ミキハウス:シングルス33位/ダブルス439位)
ダニエル太郎(エイブル:シングルス94位/ダブルス--位)
綿貫陽介(フリー:シングルス138位/ダブルス1273位T)
内田海智(富士薬品:シングルス198位/ダブルス181位)
マクラクラン勉(イカイ:シングルス--位/ダブルス70位)

監督◎添田豪(公益財団法人日本テニス協会/GODAI)

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写真◎Getty Images

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