上地結衣/ジュ・ジェンジェンに前哨戦の借りを返したデ グロート/ファンクォトが大会3連覇 [オーストラリアン・オープン車いすの部]
今年最初のグランドスラム大会「オーストラリアン・オープン」(オーストラリア・ビクトリア州メルボルン/本戦1月16~29日/ハードコート)の車いす女子ダブルス決勝で第2シードの上地結衣(三井住友銀行)/ジュ・ジェンジェン(中国)は第1シードのディーダ・デ グロート/アニーク・ファンクォト(ともにオランダ)に3-6 2-6で敗れ、デ グロート/ファンクォトが大会3連覇を達成した。試合時間は1時間14分。
両ペアは前哨戦のメルボルン(ITFスーパーシリーズ/ハードコート)決勝で対戦し、上地/ジュが6-4 6-4で勝っていた。
四大大会でデ グロート/ファンクォトがタイトルを獲得したのは、昨年のUSオープン(アメリカ・ニューヨーク/ハードコート)に続いて通算13回目(全豪4回、全仏5回、ウインブルドン1回、全米3回)となる。同ペアは2019年に目覚ましい活躍を見せ、『年間グランドスラム(同じ年に四大大会全制覇)』を成し遂げた。
今大会でのデ グロート/ファンクォトは1回戦でマカレナ・カブリラーナ(チリ)/マリア フロレンシア・モレノ(アルゼンチン)を6-1 6-0で、準決勝ではダナ・マシューソン(アメリカ)/ルーシー・シューカー(イギリス)を6-2 6-1で破って決勝進出を決めていた。
第1シードとして参戦しているシングルスでも勝ち残っているデ グロートは、3年連続となる単複2冠がかかった決勝で第2シードの上地と対戦する予定になっている。
車いすテニスは今年から規模が拡大し、男女シングルス各16ドロー&男女ダブルス各8ドローで争われる。
写真◎Getty Images
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