上地結衣と田中愛美がそれぞれ単複で準決勝に進出 [オーストラリアン・オープン車いすの部]

写真は2021年オーストラリアン・オープンでの上地結衣(三井住友銀行)(Getty Images)


 今年最初のグランドスラム大会「オーストラリアン・オープン」(オーストラリア・ビクトリア州メルボルン/本戦1月16~29日/ハードコート)の大会10日目は車いす男女シングルス準々決勝各4試合と男女ダブルス1回戦各4試合が行われ、それぞれベスト4が出揃った。

 女子の日本人選手は第2シードの上地結衣(三井住友銀行)と田中愛美(長谷工コーポレーション)が4強入りを決めたが、大谷桃子(株式会社かんぽ生命保険)は第1シードのディーダ・デ グロート(オランダ)に4-6 0-6で敗れた。

 準決勝では上地が第4シードのジェシカ・グリフィオン(オランダ)と、田中はデ グロートと対戦する。

 ダブルスでは第2シードの上地/ジュ・ジェンジェン(中国)がグリフィオン/大谷を6-2 6-0で退け、クオザード・モンジェーヌ(南アフリカ)/田中は船水梓緒里(三菱商事)/高室冴綺(スタートライン)を6-2 6-3で下し、勝ち上がった両ペアが準決勝で顔を合わせることになった。

 車いすテニスは今年から規模が拡大し、男女シングルス各16ドロー&男女ダブルス各8ドローで争われる。

※名前の左に付いている数字はドロー番号、[ ]数字はシード順位

大会10日目|車いすの部

車いす女子シングルス準々決勝◎試合結果|日本人選手

○16上地結衣(日本/三井住友銀行)[2] 6-0 6-2 ●14ダナ・マシューソン(アメリカ)

●4大谷桃子(日本/株式会社かんぽ生命保険)4-6 0-6 ○1ディーダ・デ グロート(オランダ)[1]

○7田中愛美(日本/長谷工コーポレーション)1-6 6-3 6-4 ●5アニーク・ファンクォト(オランダ)[3]

車いす女子ダブルス1回戦◎試合結果|日本人選手

○6クオザード・モンジェーヌ/田中愛美(南アフリカ/長谷工コーポレーション)6-2 6-3 ●5船水梓緒里/高室冴綺(三菱商事/スタートライン)

○8上地結衣/ジュ・ジェンジェン(三井住友銀行/中国)[2] 6-2 6-0 ●7ジェシカ・グリフィオン/大谷桃子(オランダ/三井住友銀行)

車いす女子シングルス準決勝◎組み合わせ|日本人選手

16上地結衣(日本/三井住友銀行)[2] vs 12ジェシカ・グリフィオン(オランダ)[4]

7田中愛美(日本/長谷工コーポレーション)vs 1ディーダ・デ グロート(オランダ)[1]

車いす女子ダブルス準決勝◎組み合わせ|日本人選手

6クオザード・モンジェーヌ/田中愛美(南アフリカ/長谷工コーポレーション)vs 8上地結衣/ジュ・ジェンジェン(三井住友銀行/中国)[2]

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写真◎Getty Images

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