日比野菜緒は2回戦で第5シードのコスチュクに敗れる [タイ・オープン]

写真はASBクラシックでの日比野菜緒(ブラス)(Getty Images)


 WTAツアー公式戦の「タイ・オープン」(WTA250/タイ・ホアヒン/1月30日~2月5日/賞金総額25万9303ドル/ハードコート)の女子シングルス2回戦で、日比野菜緒(ブラス)は第5シードのマルタ・コスチュク(ウクライナ)に3-6 6-7(7)で敗れた。

 日比野は第2セット3-5からのサービスゲームでマッチポイントを2本凌いでキープし、次のゲームでブレークバックに成功した。もつれ込んだタイブレークで日比野は2度セットポイントを握ったがものにすることができず、コスチュクが3度目のマッチポイントをボレーのウィナーで決めて1時間40分で試合を締めくくった。

 前回開催された昨年の大会に初参戦した28歳の日比野は、当時世界ランク4位だったエリナ・スビトリーナ(ウクライナ)を倒すなどして4強入り。準決勝ではレオニー・キュング(スイス)に5-7 6-4 3-6で敗れ、ツアー大会の同ラウンドで初の黒星を喫していた。

 この結果でコスチュクは、日比野との対戦成績を2勝1敗と勝ち越した。ふたりはクレーコートで2度顔を合わせており、初対決だった2020年9月のフレンチ・オープン(フランス・パリ)1回戦は日比野が6-4 6-0で、2021年5月のローマ(WTA1000)予選ではコスチュクが7-5 6-3で勝っていた。

 今大会での日比野は1回戦で予選勝者のバレリア・サビンキ(ロシア)を6-0 6-2で破り、今季のWTAツアーで本戦初勝利をマークしていた。

 コスチュクは準々決勝で、第1シードのビアンカ・アンドレスク(カナダ)とアナスタシア・ザハロワ(ロシア)の勝者と対戦する。

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写真◎Getty Images

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