内田海智がカスニコウスキを下して日本が4連勝、添田ジャパンの初陣はポーランドに完勝 [デビスカップ日本対ポーランド]

写真はイメージ(Getty Images)


 男子テニスの国別対抗戦「デビスカップ by Rakuten」ワールドグループⅠプレーオフ「日本対ポーランド」(2月4、5日/兵庫県三木市・ブルボンビーンズドーム/室内ハードコート)の第4試合で日本の内田海智(富士薬品:単196位)がポーランドのマクス・カスニコウスキ(単383位)を6-2 7-5で下し、4勝0敗で日本の勝利が決まった。試合時間は1時間4分。

 ふたりは今回が初対戦。2021年に初めて日本代表入りした28歳の内田は今回が2度目のデ杯出場で、戦績は2勝0敗となった。

 初日に行われたシングルスで2勝を挙げていた日本はこれに先立ち行われたダブルスでマクラクラン勉(イカイ:複79位)/綿貫陽介(フリー:複1269位T)がルーカシュ・クボト(複251位)/ヤン・ジエリンスキ(複15位)に4-6 7-5 7-6(2)で競り勝ち、9月のワールドグループⅠ進出を決めていた。

 昨年のファイナルズ予選(3月4、5日/スウェーデン・ヘルシンボリ/室内ハードコート)でスウェーデンに2勝3敗で惜敗した日本は、ワールドグループⅠ(9月16、17日/ウズベキスタン・タシケント/ハードコート)でウズベキスタンに1勝3敗で敗れてプレーオフに回った。

 ポーランドは昨年のワールドグループⅠプレーオフ(3月4、5日/ポルトガル・ポルト/室内クレーコート)でポルトガルに0勝4敗で敗れ、ワールドグループⅡ(9月16、17日/ポーランド・イノブロツワフ/室内ハードコート)でインドネシアを5勝0敗で下してプレーオフ進出を決めていた。

 両国がデビスカップで対決するのは今回が初めてで、この対戦は2023年から新監督となった添田豪(GODAI)にとって初陣だった。

 デビスカップは2019年から、国際テニス連盟(ITF)とスペインの元サッカー選手ジェラール・ピケによって設立された投資団体コスモスの協力によって開発された新フォーマットに変更されている。ITFは同社とのパートナシップ終了を発表したが、今年の大会は予定通り行われることになっている。

 24ヵ国がホーム&アウェー方式で争うワールドグループⅠプレーオフはベスト・オブ・3セットマッチで初日にシングルス2試合、2日目にダブルス1試合とシングルス2試合(先に3勝したチームの勝利)で行われる。各対戦に勝利した12ヵ国が同年9月のワールドグループⅠへ、敗れた12か国はワールドグループⅡに進む。

※文中の世界ランクは1月30日付

ワールドグループⅠプレーオフ|日本 4-0 ポーランド

第1日|2月4日(土)

第1試合 ○西岡良仁(ミキハウス:単33位)6-3 6-2 ●ダニエル・ミハルスキ(単273位)

第2試合 ○ダニエル太郎(エイブル:単108位)6-3 6-4 ●カツペル・ジュク(単255位)

第2日|2月5日(日)

第3試合 ○マクラクラン勉(イカイ:複79位)/綿貫陽介(フリー:複1269位T)4-6 7-5 7-6(2) ●ルーカシュ・クボト(複251位)/ヤン・ジエリンスキ(複15位)

第4試合 ○内田海智(富士薬品:単196位)6-2 7-5 ●マクス・カスニコウスキ(単383位)

第5試合 ダニエル太郎(エイブル:単108位)打切 ダニエル・ミハルスキ(単273位)

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写真◎Getty Images

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