ダブルスのラウンドロビンが終了、エルベール/マウが唯一3戦全勝で準決勝へ [Nitto ATPファイナルズ]
男子トップ8によるエリート大会「Nitto ATPファイナルズ」(イギリス・ロンドン/11月10~17日/賞金総額900万ドル/室内ハードコート)のダブルスはラウンドロビン(総当たり戦)が終了し、準決勝に進出する4組が出揃った。
グループ・マックス・ミルニーから第1シードのフアン セバスチャン・カバル/ロベルト・ファラ(ともにコロンビア)と第7シードのピエール ユーグ・エルベール/ニコラ・マウ(ともにフランス)が、グループ・ヨナス・ビヨルクマンからは第2シードのルーカシュ・クボト(ポーランド)/マルセロ・メロ(ブラジル)と第3シードのレイブン・クラーセン(南アフリカ)/マイケル・ビーナス(ニュージーランド)が勝ち上がった。
今年のオーストラリアン・オープン(オーストラリア・メルボルン/ハードコート)を制してペアとして生涯グランドスラム(キャリアを通じて4つの異なるグランドスラムで優勝すること)を達成したエルベール/マウは、今大会で唯一3戦全勝でグループ突破を決めた。
11月16日(土)の準決勝では、アフタヌーンセッションでカバル/ファラ(マックス・ミルニー2位)とクラーセン/ビーナス(グループ・ヨナス・ビヨルクマン1位)が、イブニングセッションではクボト/メロ(グループ・ヨナス・ビヨルクマン2位)とエルベール/マウ(グループ・マックス・ミルニー1位)が対戦する予定となっている。
ATPファイナルズはATPツアー最終戦で、今季の成績上位8名(ダブルスは8組)のみで争われる。4人ずつのグループに分かれたラウンドロビンを行い、上位2名(ダブルスは2組)ずつが決勝トーナメントに進出する形式で行われる。
※[ ]数字はシード順位
ダブルス準決勝
ピエール ユーグ・エルベール/ニコラ・マウ(フランス)[7] vs ルーカシュ・クボト/マルセロ・メロ(ポーランド/ブラジル)[2]
レイブン・クラーセン/マイケル・ビーナス(南アフリカ/ニュージーランド)[3] vs フアン セバスチャン・カバル/ロベルト・ファラ(コロンビア)[1]
ラウンドロビン|グループ・マックス・ミルニー
■グループ・マックス・ミルニー|最終順位
1位 エルベール/マウ:3勝0敗(セット6-0、ゲーム40-28)
2位 カバル/ファラ:1勝2敗(セット3-4、ゲーム30-33)
3位 ロジェ/テカウ:1勝2敗(セット3-5、ゲーム33-34)
4位 クラウィーツ/ミース:1勝2敗(セット2-5、ゲーム31-39)
11月11日(月)
○ピエール ユーグ・エルベール/ニコラ・マウ(フランス)[7] 6-3 7-5 ●フアン セバスチャン・カバル/ロベルト・ファラ(コロンビア)[1]
○ケビン・クラウィーツ/アンドレアス・ミース(ドイツ)[3] 7-6(3) 4-6 [10-6] ●ジャン ジュリアン・ロジェ/オリア・テカウ(オランダ/ルーマニア)[6]
11月13日(水)
○ジャン ジュリアン・ロジェ/オリア・テカウ(オランダ/ルーマニア)[6] 6-2 5-7 [10-8] ●フアン セバスチャン・カバル/ロベルト・ファラ(コロンビア)[1]
○ピエール ユーグ・エルベール/ニコラ・マウ(フランス)[7] 7-5 7-6(3) ●ケビン・クラウィーツ/アンドレアス・ミース(ドイツ)[3]
11月15日(金)
○フアン セバスチャン・カバル/ロベルト・ファラ(コロンビア)[1] 7-6(7) 6-2 ●ケビン・クラウィーツ/アンドレアス・ミース(ドイツ)[3]
○ピエール ユーグ・エルベール/ニコラ・マウ(フランス)[7] 6-3 7-6(4) ●ジャン ジュリアン・ロジェ/オリア・テカウ(オランダ/ルーマニア)[6]
ラウンドロビン|グループ・ヨナス・ビヨルクマン
■グループ・ヨナス・ビヨルクマン|最終順位
1位 クラーセン/ビーナス:2勝1敗(セット4-2、ゲーム34-27)
2位 クボト/メロ:2勝1敗(セット4-4、ゲーム31-33)
3位 ラム/ソールズベリー:1勝2敗(セット3-5、ゲーム28-34)
4位 ドディグ/ポラセク:1勝2敗(セット4-4、ゲーム32-31)
11月10日(日)
○ルーカシュ・クボト/マルセロ・メロ(ポーランド/ブラジル)[2] 4-6 6-4 [10-5] ●イバン・ドディグ/フィリップ・ポラセク(クロアチア/スロバキア)[8]
○レイブン・クラーセン/マイケル・ビーナス(南アフリカ/ニュージーランド)[3] 6-3 6-4 ●ラジーブ・ラム/ジョー・ソールズベリー(アメリカ/イギリス)[4]
11月12日(火)
○レイブン・クラーセン/マイケル・ビーナス(南アフリカ/ニュージーランド)[3] 6-3 6-4 ●ルーカシュ・クボト/マルセロ・メロ(ポーランド/ブラジル)[2]
○ラジーブ・ラム/ジョー・ソールズベリー(アメリカ/イギリス)[4] 3-6 6-3 [10-6] ●イバン・ドディグ/フィリップ・ポラセク(クロアチア/スロバキア)[8]
11月14日(木)
○ルーカシュ・クボト/マルセロ・メロ(ポーランド/ブラジル)[2] 6-7(5) 6-4 [10-7] ●ラジーブ・ラム/ジョー・ソールズベリー(アメリカ/イギリス)[4]
○イバン・ドディグ/フィリップ・ポラセク(クロアチア/スロバキア)[8] 7-6(4) 6-4 ●レイブン・クラーセン/マイケル・ビーナス(南アフリカ/ニュージーランド)[3]
※写真はピエール ユーグ・エルベール(フランス/右)とニコラ・マウ(フランス/左)
LONDON, ENGLAND - NOVEMBER 15: Nicolas Mahut, playing partner of Pierre-Hugues Herbert of France plays a backhand in their doubles match against Horia Tecau of Romania and Jean-Julien Rojer of The Netherlands during Day Six of the Nitto ATP World Tour Finals at The O2 Arena on November 15, 2019 in London, England. (Photo by Julian Finney/Getty Images)
Pick up
-
PR | 2024-10-20
『ノアから世界へ』——ノア・テニスアカデミー所属、駒田唯衣選手&富田悠太選手インタビュー
全国に35校のテニススクールを展開する業界大手の『ノアイ
-
2024-10-27
第63回テニマガ・テニス部「テニス丸ごと一冊サービス[増補版] 解説編』キャンセル待ち受付中
キャンセル待ち受付中=====テニマガ・テニス部 部活プ
-
2024-10-08
テニス丸ごと一冊サービス[増補版] QRコード(動画)付(堀内昌一 著)書籍&電子書籍
「テニスマガジン」のサービス特集をきっかけに、MOOK「テニ
-
2024-05-03
『テニスフィジバト道場』(横山正吾 著)テニスプレーヤーのための最新フィジカルトレーニング
Tennis Magazine extraシリーズテニスプレ
-
2024-02-05
子どもが主体的に動き出すために大人はどうかかわればよいのか(荒木尚子/著)
子どもが主体的に動き出すために大人はどうかかわればよいのか(
-
2022-12-05
勝つための“食”戦略 『最新テニスの栄養学』(高橋文子著)
Tennis Magazine extra シリーズ最新テニ
Pick up
-
PR | 2024-10-20
『ノアから世界へ』——ノア・テニスアカデミー所属、駒田唯衣選手&富田悠太選手インタビュー
全国に35校のテニススクールを展開する業界大手の『ノアイ
-
2024-10-27
第63回テニマガ・テニス部「テニス丸ごと一冊サービス[増補版] 解説編』キャンセル待ち受付中
キャンセル待ち受付中=====テニマガ・テニス部 部活プ
-
2024-10-08
テニス丸ごと一冊サービス[増補版] QRコード(動画)付(堀内昌一 著)書籍&電子書籍
「テニスマガジン」のサービス特集をきっかけに、MOOK「テニ
-
2024-05-03
『テニスフィジバト道場』(横山正吾 著)テニスプレーヤーのための最新フィジカルトレーニング
Tennis Magazine extraシリーズテニスプレ
-
2024-02-05
子どもが主体的に動き出すために大人はどうかかわればよいのか(荒木尚子/著)
子どもが主体的に動き出すために大人はどうかかわればよいのか(
-
2022-12-05
勝つための“食”戦略 『最新テニスの栄養学』(高橋文子著)
Tennis Magazine extra シリーズ最新テニ