3年ぶり出場のダニエル太郎が3度目の予選を初めて突破 [ATPアカプルコ]

写真はオーストラリアン・オープンでのダニエル太郎(エイブル)(Getty Images)


 ATPツアー公式戦の「アビエルト・メキシカーノ・テルセル」(メキシコ・アカプルコ/2月27日~3月4日/賞金総額217万8980ドル/ハードコート)の予選決勝で、第1シードのダニエル太郎(エイブル)が第6シードのブランドン・ホルト(アメリカ)を4-6 6-4 6-0で倒して本戦入りを決めた。試合時間は1時間58分。

 同大会に3年ぶり3度目の出場となる30歳のダニエルは、前日に行われた1回戦でワイルドカード(主催者推薦枠)を得て参戦したアレックス・エルナンデス(メキシコ)を6-2 6-1で破って勝ち上がっていた。

 ダニエルは2018年と20年の大会でいずれも予選決勝で敗れながらラッキールーザー(予選決勝で敗れたが欠場者が出たため本戦出場権を得た選手)で本戦入りしたが、2度とも1回戦でフルセット負けを喫していた。

 本戦の組み合わせが決まり、ダニエルは1回戦でJ.J.ウルフ(アメリカ)と対戦することになった。両者は過去2度対決し、ともにウルフがストレートで勝っている。

 そのほかの日本勢は西岡良仁(ミキハウス)がシングルスに、アンドレ・ヨーランソン(スウェーデン)/マクラクラン勉(イカイ)はダブルスに参戦しており、初戦の相手は西岡が第6シードのフランシス・ティアフォー(アメリカ)、ヨーランソン/マクラクランは予選勝者のギド・アンドレオッシ/ギジェルモ・デュラン(ともにアルゼンチン)となっている。

 メキシコ・オープンはATPツアー500に格付けされる大会で、シングルス32ドロー&ダブルス16ドローで争われる。

※名前の左に付いている数字はドロー番号、[ ]数字はシード順位、WCはワイルドカード(主催者推薦枠)

予選結果|日本人選手

シングルス予選決勝

○1ダニエル太郎(日本/エイブル)[1] 4-6 6-4 6-0 ●4ブランドン・ホルト(アメリカ)[6]

シングルス予選1回戦

○1ダニエル太郎(日本/エイブル)[1] 6-2 6-1 ●2アレックス・エルナンデス(メキシコ)[WC]

上位出場選手シード順位|シングルス

カルロス・アルカラス(スペイン)[1]
キャスパー・ルード(ノルウェー)[2]
テイラー・フリッツ(アメリカ)[3]
ホルガ・ルーネ(デンマーク)[4]

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写真◎Getty Images

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