ナダルがインディアンウェルズとマイアミの出場を断念「夏の連戦で会えるよう願っている」

写真は2022年BNPパリバ・オープン男子シングルス決勝でテイラー・フリッツ(アメリカ/左)に敗れたラファエル・ナダル(スペイン)(Getty Images)


 ラファエル・ナダル(スペイン)が自身のSNSを更新し、ATP1000大会のインディアンウェルズとマイアミを欠場すると発表した。

 SNSにトレーニングの様子を撮影した動画を投稿したナダルは、「しばらく皆さんに連絡していませんでした。医師の指示に従って休養を取り、リハビリを開始しました。ジムでのトレーニングや理学療法を行い、最高の状態で戻るために準備をしています」と報告した。

「インディアンウェルズとマイアミに出場できないのは悲しいし、あそこに行けないのは残念です。アメリカのファンの皆さんに会えないのは寂しいけど、またあとで夏の連戦があるからそこで会えるよう願っています」

 今シーズンのナダルは男女混合国別対抗戦「ユナイテッドカップ」とオーストラリアン・オープンでプレーし、4試合で1勝3敗とキャリアでもっとも苦しいスタートを切った。マッケンジー・マクドナルド(アメリカ)に対するオーストラリアン・オープン2回戦で負傷して敗戦を喫したあとに検査を受けたナダルは、「MRI(核磁気共鳴画像)検査の結果によると左脚の腸腰筋(腰椎と大腿骨を繋ぐ腰・鼠径部付近内部に位置する筋肉)にグレード2の損傷があり、通常の回復期間は6~8週間」と報告していた。

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写真◎Getty Images

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