ダニエル太郎が世界4位ルードを倒す金星でベスト8進出 [ATPアカプルコ]

写真はダニエル太郎(エイブル)(Getty Images)


 ATPツアー公式戦の「アビエルト・メキシカーノ・テルセル」(ATP500/メキシコ・アカプルコ/2月27日~3月4日/賞金総額217万8980ドル/ハードコート)の男子シングルス2回戦で、ダニエル太郎(エイブル)が第2シードのキャスパー・ルード(ノルウェー)を7-5 2-6 7-6(5)で倒す番狂わせを演じてベスト8進出を決めた。試合時間は2時間57分。

 ツアー大会でダニエルが8強入りしたのは、昨年10月のナポリ(ATP250/ハードコート)以来で通算13回目となる。世界ランク4位のルードはダニエルが勝った最高位の選手で、9度目の機会で対トップ10初勝利をマークした。

 同大会に3年ぶり3度目の出場となる30歳のダニエルは、予選2試合を勝ち抜き本戦入り。前回プレーした2020年はラッキールーザー(予選決勝で敗れたが欠場者が出たため本戦出場権を得た選手)で本戦入りしたが、1回戦でクォン・スンウ(韓国)に2-6 6-2 3-6で敗れていた。

 この結果でダニエルは、ルードとの対戦成績を1勝1敗のタイに追いついた。両者は2016年9月にセビリア(チャレンジャー4万2500ユーロ/クレーコート)の決勝で一度顔を合わせており、ルードが6-3 6-4で勝っていた。

 今大会でのダニエルは1回戦でJ.J.ウルフ(アメリカ)を6-4 6-4で破り、同大会で初の本戦勝利を挙げていた。

 ダニエルは次のラウンドで、第8シードのアレックス・デミノー(オーストラリア)と対戦する。デミノーは2回戦で、予選勝者のヤコポ・ベレッティーニ(イタリア)を6-1 6-0で下して勝ち上がった。

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写真◎Getty Images

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