それぞれ地元アメリカ勢を破ったコスチュクとグラチェワがともに初のツアー決勝進出 [WTAオースティン]

写真はムバダラ・アブダビ・オープンでのマルタ・コスチュク(ウクライナ)(Getty Images)


 WTAツアー公式戦「ATXオープン」(WTA250/アメリカ・テキサス州オースティン/2月27日~3月5日/賞金総額25万9303ドル/ハードコート)の女子シングルス準決勝で第8シードのマルタ・コスチュク(ウクライナ)が第4シードのダニエル・コリンズ(アメリカ)を6-4 6-3で下し、同種目でのツアー初優勝に王手をかけた。

 試合を通して7度手にしたブレークポイントのうち4つをものにしたコスチュクは、自分のサービスゲームをひとつしか落とさず1時間24分でコリンズとの初対決を制した。20歳のコスチュクは昨年9月にテレザ・マルティンコバ(チェコ)とのペアで臨んだポルトロシュ(WTA250/ハードコート)のダブルスでツアー初タイトルを獲得したが、シングルスではここまでツアー準決勝で4戦全敗だった。

 コスチュクは決勝で、ケイティ・ボリネッツ(アメリカ)を6-4 5-7 6-4で破って勝ち上がったバルバラ・グラチェワ(ロシア)と対戦する。第1シードのマグダ・リネッテ(ポーランド)に対する1回戦を含む今大会で3度目のフルセットマッチを制したグラチェワは、単複を通して初のツアー決勝進出を決めた。

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写真◎Getty Images

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