ダニエル太郎がマスターズ2大会連続3回戦進出、ズベレフとの初対決で会心の勝利 [マイアミ・オープン]

写真はダニエル太郎(エイブル)(Getty Images)


 ATPツアー公式戦「マイアミ・オープン」(ATP1000/アメリカ・フロリダ州マイアミ/3月22日~4月2日/賞金総額1015万5105ドル/ハードコート)の男子シングルス2回戦で、ダニエル太郎(エイブル)が第13シードのアレクサンダー・ズベレフ(ドイツ)を6-0 6-4で倒す番狂わせを演じてベスト32進出を決めた。

 シード勢は1回戦がBYEで免除されており、ズベレフはこの試合が初戦だった。1ゲームも落とさず第1セットを先取したダニエルは第2セット第5ゲームをブレークし、自分のサービスゲームでは一度もピンチに直面することなく1時間15分で快勝した。

 同大会に2年連続6度目(2014~15年と18年の予選敗退含む)の出場となる30歳のダニエルは、2022年の2回戦進出がこれまでの最高成績だった。そのときは予選から3試合を勝ち上がったあと、2回戦でファビオ・フォニーニ(イタリア)に7-6(1) 2-6 6-7(5)で惜敗していた。

 両者は今回が初対戦。ワイルドカード(主催者推薦枠)を得て今大会に参戦したダニエルは、アルトゥール・リンデルネック(フランス)が第1セット途中で棄権したため初戦を勝ち上がっていた。

 ダニエルは次のラウンドで、エミル・ルースブオリ(フィンランド)と対戦する。ルースブオリは2回戦で、第22シードのロベルト・バウティスタ アグート(スペイン)を6-4 7-6(5)で下して勝ち上がった。

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写真◎Getty Images

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