4つのフルセットマッチを乗り越えた本玉真唯が今季のシングルス初優勝 [W40マリボル]

写真は女子シングルスで優勝を飾った本玉真唯(島津製作所)(写真提供◎本玉真唯:島津製作所所属)


 国際テニス連盟(ITF)の女子ツアー下部大会「TK BRANIK WTT 40.000$」(ITFワールドテニスツアーW40/スロベニア・マリボル/3月20~26日/賞金総額4万ドル/室内ハードコート)の女子シングルス決勝で、第8シードの本玉真唯(島津製作所)が第2シードのクララ・タウソン(デンマーク)を6-4 3-6 6-4で振りきり優勝を飾った。試合時間は2時間30分。

 両者は昨年6月にウインブルドン(イギリス・ロンドン/グラスコート)の1回戦で一度対戦しており、タウソンの途中棄権で本玉がグランドスラム本戦初勝利を挙げていた。

 2019年全日本テニス選手権でチャンピオンに輝いた23歳の本玉がITFツアーの同種目でタイトルを獲得したのは、昨年11月のシドニー(W60/ハードコート)以来でキャリア4度目となる。決勝での戦績は、4勝4敗となった。

 今大会に日本勢で唯一出場した本玉は1回戦でマガリ・ケンペン(ベルギー)を4-6 6-2 6-3で、2回戦でマガリ・ケンペン(ベルギー)を1-6 7-6(8) 6-3で、準々決勝で元世界ランク12位のヤニナ・ウイックマイヤー(ベルギー)を6-2 6-1で、準決勝では予選勝者のカタリナ・ザワツカ(ウクライナ)を3-6 6-2 6-3で破って決勝進出を決めていた。

※名前の左に付いている数字はドロー番号、[ ]数字はシード順位、Qは予選勝者

日本人選手の試合結果

女子シングルス決勝

○8本玉真唯(日本/島津製作所)[8] 6-4 3-6 6-4 ●32クララ・タウソン(デンマーク)[2]

女子シングルス準決勝

○8本玉真唯(日本/島津製作所)[8] 3-6 6-2 6-3 ●12カタリナ・ザワツカ(ウクライナ)[Q]

女子シングルス準々決勝

○8本玉真唯(日本/島津製作所)[8] 6-2 6-1 ●4ヤニナ・ウイックマイヤー(ベルギー)

女子シングルス2回戦

○8本玉真唯(日本/島津製作所)[8] 1-6 7-6(8) 6-3 ●6マガリ・ケンペン(ベルギー)

女子シングルス1回戦

○8本玉真唯(日本/島津製作所)[8] 4-6 6-2 6-3 ●7ナタリア・サバニン(ハンガリー)

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写真提供◎本玉真唯:島津製作所所属

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