ティームがATPマスターズ1000大会で約2年ぶりの勝利「自分のパフォーマンスには満足している」 [モンテカルロ・マスターズ]

写真はドミニク・ティーム(オーストリア)(Getty Images)


 ATPツアー公式戦「ロレックス・モンテカルロ・マスターズ」(ATP1000/モナコ・モンテカルロ/4月9~16日/賞金総額622万8295ユーロ/クレーコート)の男子シングルス1回戦で、ワイルドカード(主催者推薦枠)を得て参戦したドミニク・ティーム(オーストリア)がリシャール・ガスケ(フランス)を6-1 6-4で下して好スタートを切った。

 立ち上がりから5ゲームを連取したティームは1ゲームしか落とさず第1セットを先取したあと、第2セット第3ゲームでブレークしたリードを最後まで守りきって1時間29分でテクニシャンのガスケに快勝した。

 右手首のケガから昨年3月に復帰して以降、ティームはATPマスターズ1000大会に4度出場したがすべて初戦敗退に終わっていた。これ以前に彼が同クラスの大会で最後に勝ったのは、ケガをする前に出場した2021年5月のローマまで遡る。

「試合の出だしにとてもいいプレーができた。先にブレークできてよかったよ。おかげて試合を通してほぼ先行することができた。自分のパフォーマンスには満足している。リシャールは調子がよく、今年は既に一度優勝もしている。いつも大変ではあるけど、彼とプレーするのは光栄だ。彼は素晴らしいテニスをするレジェンドだからね」とティームは試合後にコメントした。

「多くの試合をこなすことが重要だ。勝つことによってのみ試合を重ねることができる。だから準々決勝に進むことができた先週は非常にいいステップだった。ここでもひとつ勝ててよかった。マスターズ大会で勝ったのは本当に久しぶりだよ」

 ティームは次のラウンドで、第6シードのホルガ・ルーネ(デンマーク)と対戦する。上位8シードは初戦がBYEで免除されており、2回戦からの登場となる。

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写真◎Getty Images

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