モンテカルロでマスターズ初制覇のルブレフが初戦に快勝 [スルプスカ・オープン]

写真はアンドレイ・ルブレフ(ロシア)(Getty Images)


 ATPツアー公式戦「スルプスカ・オープン」(ATP250/ボスニア ヘルツェゴビナ・スルプスカ共和国バニャ ルカ/4月17~23日/賞金総額63万705ユーロ/クレーコート)の男子シングルス2回戦で、第2シードのアンドレイ・ルブレフ(ロシア)がフアン パブロ・バリーリャス(ペルー)を6-2 6-2で下して前週から続いている連勝を「6」に伸ばした。

 上位4シードは1回戦がBYEで免除されており、ルブレフはこの試合がATPマスターズ1000大会で初タイトルを獲得した日曜日のモンテカルロ決勝以来となる試合だった。ルブレフは第2セットで直面した2つのピンチを凌いで自分のサービスゲームをすべてキープし、各セットで2度ずつブレークして1時間10分で快勝した。

 同大会は2021年と22年に開催されたベオグラード(ATP250/クレーコート)が移転して初開催が決まり、チャレンジャー大会から昇格した。昨年のベオグラードで決勝に進出したルブレフは、世界ナンバーワンのノバク・ジョコビッチ(セルビア)を初めて倒してチャンピオンに輝いていた。

 今季の戦績を19勝8敗としたルブレフは次のラウンドで、ダミアー・ジュムホール(ボスニア・ヘルツェゴビナ)と対戦する。ワイルドカード(主催者推薦枠)で出場したジュムホールは第7シードのリシャール・ガスケ(フランス)に6-4 1-6 7-6(3)で競り勝ち、ツアーレベルでは昨年2月のモンペリエ(ATP250/室内ハードコート)以来となる8強入りを決めた。

 そのほかの試合では第4シードのミオミル・キツマノビッチ(セルビア)が予選から勝ち上がってきた19歳のアブダラ・シェルベイ(ヨルダン)を6-4 7-6(4)で振りきり、第6シードのイリ・ラフェチュカ(チェコ)が予選勝者のラドゥ・アルボット(モルドバ)を6-0 6-2で退け、ドゥサン・ラヨビッチ(セルビア)は第8シードのグレゴワール・バレール(フランス)を6-3 6-0で倒し、ベスト8が出揃った。

 準々決勝ではキツマノビッチがラフェチュカと、ラヨビッチは第1シードのジョコビッチと顔を合わせる。

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写真◎Getty Images

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