4試合連続フルセット勝利のクデルメトワがWTA1000大会で初の4強入り「自分を誇りに思う」 [マドリッド・オープン]

写真はベロニカ・クデルメトワ(ロシア)(Getty Images)


 WTAツアー公式戦「ムトゥア・マドリッド・オープン」(WTA1000/スペイン・マドリッド/4月25日~5月7日/賞金総額765万2174ドル/クレーコート)の女子シングルス準々決勝で第12シードのベロニカ・クデルメトワ(ロシア)が前年の準優勝者で第3シードのジェシカ・ペグラ(アメリカ)を6-4 0-6 6-4で倒し、WTA1000大会で初の4強入りを決めた。

 ワンブレーク差で第1セットを先取したクデルメトワは1ゲームも取れずに第2セットを落としたが、第3セット3-3から相手のサービスゲームを破ると5-4で迎えたサービング・フォー・ザ・マッチをきっちりキープして2時間5分でトップ5の選手からキャリア7度目となる勝利をもぎ取った。

 第8シードのダリア・カサキナ(ロシア)に対する4回戦で2つのマッチポイントをセーブするなど4つのタフなフルセットマッチを乗り越えたクデルメトワは、「すべての試合で3セットを戦い抜いたから、本当に幸せだし自分を誇りに思うわ。前の3試合はほとんどが3時間近くかかったけど、今日はたったの2時間ちょっとだったからフレッシュな気分よ」と笑顔で話した。

「第1セットはかなりいプレーができたけど、第2セットに入るとジェシカがよりアグレッシブにプレーし始めたと思う。私は少し疲れていたかもしれないけど、正直に言うと『あなたは死にたいの? また3セットのバトルをするつもりなの?』と思って笑ってしまったの。でも第3セットが始まる前に『何かをしないといけない。このままだと間違いなく負ける。もっとアグレッシブにプレーするのよ』と自分に言い聞かせたわ。そのあと第1ゲームでブレークできたのが非常に重要だった」

 クデルメトワは次のラウンドで、第27シードのペトラ・マルティッチ(クロアチア)を6-0 6-3で破って勝ち上がった第1シードのイガ・シフィオンテク(ポーランド)と対戦する。

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写真◎Getty Images

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