シフィオンテク、ペグラらベスト16が出揃う [マドリッド・オープン]

写真はイガ・シフィオンテク(ポーランド)(Getty Images)


 WTAツアー公式戦「ムトゥア・マドリッド・オープン」(WTA1000/スペイン・マドリッド/4月25日~5月7日/賞金総額765万2174ドル/クレーコート)の女子シングルス3回戦で、第1シードのイガ・シフィオンテク(ポーランド)が第28シードのベルナルダ・ペラ(アメリカ)を6-3 6-2で下して16強入りを決めた。

 第3ゲームでサービスダウンを喫した直後に追いついたシフィオンテクはワンブレーク差で第1セットを先取し、第2セットでは相手のサービスゲームを2度破って1時間15分で勝利を決めた。

「簡単だったとは言わないわ。ここではすべての試合が油断ならないものよ。リズムを掴みつつあることについては満足している。左利きの選手とプレーするのは決して簡単じゃないけど、自分に厳しく集中してプレーできたから凄くよかったと思う」とシフィオンテクは試合後にコメントした。

 シフィオンテクは次のラウンドで、第22シードのジェン・チンウェン(中国)を5-7 6-4 6-2で破って勝ち上がった第16シードのエカテリーナ・アレクサンドロワ(ロシア)と対戦する。

 ふたりは過去2戦して1勝1敗と星を分け合っているが、クレーコートでは初対決となる。アレクサンドロワは2021年1月のメルボルン2回戦でストレート勝利をおさめたが、昨年10月のオストラバ準決勝ではシフィオンテクがフルセットの接戦を制して雪辱した。

 そのほかの試合では第3シードのジェシカ・ペグラ(アメリカ)、第8シードのダリア・カサキナ(ロシア)、第11シードのバーボラ・クレイチコバ(チェコ)、第12シードのベロニカ・クデルメトワ(ロシア)、第18シードのマルチナ・トレビザン(イタリア)、第27シードのペトラ・マルティッチ(クロアチア)が勝ち上がり、ベスト16が出揃った。

 シード対決ではペグラが第29シードのマリー・ブーズコバ(チェコ)を6-4 7-6(2)で退け、クデルメトワは第21シードのアナスタシア・ポタポワ(ロシア)を激闘の末に7-6(3) 5-7 6-3で振りきった。

 トップハーフ(ドローの上半分)の4回戦ではペグラがトレビザンと、カサキナがクデルメトワと、クレイチコバはマルティッチと顔を合わせる。

続きを読むには、部員登録が必要です。

部員登録(無料/メール登録)すると、部員限定記事が無制限でお読みいただけます。

いますぐ登録

写真◎Getty Images

Pick up

Related

Ranking of articles