タウンゼントが2回戦で世界3位ペグラを倒す番狂わせ「100%メンタルの戦いだった」 [イタリア国際]

写真はテイラー・タウンゼント(アメリカ)(Getty Images)


 WTAツアー公式戦「BNLイタリア国際」(WTA1000/イタリア・ローマ/5月9~20日/賞金総額357万2618ドル/クレーコート)の女子シングルス2回戦で、予選勝者のテイラー・タウンゼント(アメリカ)が第3シードのジェシカ・ペグラ(アメリカ)を6-2 3-6 6-3で倒す番狂わせに成功した。

 シード勢は1回戦がBYEで免除されており、ペグラはこの試合が初戦だった。

 0-2から6ゲームを連取して第1セットを先取したタウンゼントは第2セットを取り返されたが、第3セットの立ち上がりに1ポイントしか落とさず3-0とリードを広げると残りのサービスゲームをすべてキープして1時間55分でキャリア最大の勝利を決めた。彼女がこれ以前にトップ10プレーヤーに勝ったのは、当時世界ランク4位だったシモナ・ハレプ(ルーマニア)に対する2019年USオープン2回戦だけだった。

 前回対決した2020年オーストラリアン・オープン1回戦でもタウンゼントはペグラに6-4 7-6(5)で勝っており、ITF大会を含めた対戦成績を3勝1敗とした。安定した成績でトップ10プレーヤーの地位を築いてきたペグラが初戦敗退を喫したのは、昨年3月のインディアンウェルズ以来となる。

「これは私にとって100%メンタルの戦いだった。私には失うものが何もなかったし、しっかり準備ができていると感じていた。できる限り自然体で試合を楽しもうとして、それができたと思う。試合が進むにつれてどんどん自分を信じることができるようになり、試合を通して勢いに乗ることができたわ」とタウンゼントは試合を振り返った。

 同大会に初出場ながら予選から4連勝を飾ったタウンゼントは次のラウンドで、第31シードのイリア カメリア・ベグ(ルーマニア)を6-4 7-5で破って勝ち上がったワン・シユ(中国)と対戦する。

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写真◎Getty Images

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