ナカシマが今季のクレーコート3戦目で初勝利「正しい方向に進むステップになるよう願う」 [リヨン・オープン]

写真は2022年バルセロナ・オープン・バンコサバデルでのブランドン・ナカシマ(アメリカ)(Getty Images)


 ATPツアー公式戦「リヨン・オープン」(ATP250/フランス・リヨン/5月21~27日/賞金総額63万705ユーロ/クレーコート)の男子シングルス1回戦で第8シードのブランドン・ナカシマ(アメリカ)がディエゴ・シュワルツマン(アルゼンチン)を7-5 6-3で下し、3月以来となるツアーレベルでの勝ち星を挙げた。

 3-5からブレークバックに成功したナカシマは続く2ゲームを連取して第1セットを先取したあと第2セット第1ゲームでサービスダウンを喫したが、そこから2度連続で相手のサービスゲームを破って2時間1分で勝利を決めた。

 チャレンジャー大会を含め今季11回目の初戦敗退を喫したシュワルツマンと同じくナカシマも今年に入って調子が上がらず、ここまで6大会でプレーして3勝6敗の戦績で今大会を迎えている。

「ディエゴに対する試合は決して簡単なものにはならない。すべてのポイントでファイトしなければならなかったけど、重要な瞬間にいいプレーをすることができてうれしいよ。これが正しい方向に進むステップになるよう願っている」とナカシマは試合後にコメントした。

 ナカシマは次のラウンドで、予選勝者のロイド・ハリス(南アフリカ)を6-4 6-2で破って勝ち上がったアルトゥール・リンデルネック(フランス)と対戦する。

 そのほかの試合では第5シードのミオミル・キツマノビッチ(セルビア)、ミカエル・イーメル(スウェーデン)、ダビド・ゴファン(ベルギー)、ワイルドカード(主催者推薦枠)で出場した18歳のアルトゥール・フィス(フランス)が2回戦に駒を進めた。

 第7シードのリシャール・ガスケ(フランス)はイーメルに3-6 5-7で敗れ、初戦でシードダウンを喫した。

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写真◎Getty Images

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