タイトル防衛を目指すノリーが初戦に勝利「ここは僕にとって特別な大会」 [リヨン・オープン]

写真はBNLイタリア国際でのキャメロン・ノリー(イギリス)(Getty Images)


 ATPツアー公式戦「リヨン・オープン」(ATP250/フランス・リヨン/5月21~27日/賞金総額63万705ユーロ/クレーコート)の男子シングルス2回戦で、第2シードのキャメロン・ノリー(イギリス)がダビド・ゴファン(ベルギー)を6-3 6-4で下してタイトル防衛に向けた挑戦をスタートした。

 上位4シードは1回戦がBYEで免除されており、ノリーはこの試合が初戦だった。ノリーは直面した6度のブレークポイントのうち5つをセーブし、1時間28分でツアーレベルのクレーコートでマッチ20勝目を挙げた。

 4月からのクレーコート3大会(モンテカルロ、バルセロナ、マドリッド)で2勝3敗と苦労していたノリーは前週末に終了したローマで4回戦に進出し、フレンチ・オープンに向けて徐々に調子を上げつつある兆しを見せている。

「ここは僕にとって特別な大会だ。昨年にクレーコートで初のタイトルを獲得したから、本当に気に入っている。公園の真ん中に自転車の競技場があるのはかなりユニークだし、僕にとってここは常に夏の始まりなんだ。ここは本当に気分がいい。今日はストレートで勝ててよかったよ」とノリーは試合後のオンコートインタビューで語った。

「もう少し動けたと感じるけど、初戦は常に緊張するものだ。第1セットでうまく状況をコントロールできて、第2セット序盤にブレークされたけど何とか挽回することができた」

 ノリーは次のラウンドで、ペドロ・カチン(アルゼンチン)との同胞対決を3-6 7-5 6-2で制して勝ち上がった第6シードのセバスチャン・バエス(アルゼンチン)と対戦する。

 そのほかの試合では第1シードのフェリックス・オジェ アリアシム(カナダ)が予選勝者のパブロ・リャマス ルイス(スペイン)を7-5 6-2で退け、第3シードのトミー・ポール(アメリカ)が第3セット2-2から再開した試合でグレゴワール・バレール(フランス)を7-6(6) 4-6 6-3で倒し、ワイルドカード(主催者推薦枠)で出場した18歳のアルトゥール・フィス(フランス)は第1セット6-5とした時点でミカエル・イーメル(スウェーデン)が失格処分を受けたため勝利が決まり、ベスト8が出揃った。

 準々決勝ではオジェ アリアシムがフィスと、ポールは第8シードのブランドン・ナカシマ(アメリカ)と顔を合わせる。

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写真◎Getty Images

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