ケガから復帰したドレイパーがシード撃破で準々決勝へ「自分のテニスはいい状態にある」 [リヨン・オープン]

写真はロレックス・モンテカルロ・マスターズでのジャック・ドレイパー(イギリス)(Getty Images)


 ATPツアー公式戦「リヨン・オープン」(ATP250/フランス・リヨン/5月21~27日/賞金総額63万705ユーロ/クレーコート)の男子シングルス2回戦で、21歳のジャック・ドレイパー(イギリス)が第5シードのミオミル・キツマノビッチ(セルビア)を6-4 7-5で倒してベスト8に進出した。

 クレーコートシーズンのドレイパーは4月のモンテカルロで2回戦敗退に終わったあと腹筋のケガでATPマスターズ1000大会のマドリッドとローマを欠場していたが、復帰戦だった1回戦でアレクサンドル・ムレール(フランス)をストレートで退けた勢いを維持して1時間33分で今季のマッチ10勝目を挙げた。

「凄くうれしい。本当にレベルの高い2人の選手と対戦し、特にケガでしばらく休んでいたことを考えれば自分のテニスはいい状態にあると感じている。このまま続けていければと思っているよ」とドレイパーは試合後にコメントした。

 ドレイパーは次のラウンドで、フアン パブロ・バリーリャス(ペルー)が第1セットを2-6で落としたあと棄権したため勝ち上がった第4シードのフランシスコ・セルンドロ(アルゼンチン)と対戦する。

 そのほかの試合では第8シードのブランドン・ナカシマ(アメリカ)がアルトゥール・リンデルネック(フランス)に7-6(6) 1-6 7-5で競り勝って8強入りを決めたほか、第6シードのセバスチャン・バエス(アルゼンチン)、ペドロ・カチン(アルゼンチン)、予選勝者のパブロ・リャマス ルイス(スペイン)が2回戦に駒を進めた。

 ワイルドカード(主催者推薦枠)で出場した元世界ランク6位のガエル・モンフィス(フランス)はカチンに6-2 3-6 4-6で逆転負けを喫し、第3シードのトミー・ポール(アメリカ)とグレゴワール・バレール(フランス)との2回戦はポールから7-6(6) 4-6 2-2の時点でナイターの照明不足により順延となった。

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写真◎Getty Images

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