スティーブンスが2時間46分の死闘を制して準決勝へ、第3セットのタイブレーク3-6から5ポイント連取 [WTAラバト]

写真はBNLイタリア国際でのスローン・スティーブンス(アメリカ)(Getty Images)


 WTAツアー公式戦「ラーラ・メリヤム王女殿下グランプリ」(WTA250/モロッコ・ラバト/5月21~27日/賞金総額25万9303ドル/クレーコート)の女子シングルス準々決勝で、第2シードのスローン・スティーブンス(アメリカ)が同胞のペイトン・スターンズ(アメリカ)に6-7(4) 6-3 7-6(6)で競り勝ちベスト4進出を決めた。

 競り合いとなった第1セットをタイブレークの末に落としたスティーブンスは、第2セット第6ゲームでブレークしたリードを守ってセットオールに追いついた。8度のサービスダウンがあった一進一退の第3セットはふたたびタイブレークにもつれ込み、3-6から3本のマッチポイントを凌いだスティーブンスが5ポイントを連取して2時間46分の死闘を締めくくった。

 スティーブンスは次のラウンドで、第4シードのアリシア・パークス(アメリカ)を6-2 6-0で破って勝ち上がったルチア・ブロンゼッティ(イタリア)と対戦する。

 もうひとつの準決勝は、ユリア・グラベール(オーストリア)とフリア・リエラ(アルゼンチン)のノーシード対決となった。WTAツアー初挑戦のリエラが第6シードのユリア・プティンセバ(カザフスタン)を5-7 6-4 6-2で倒す番狂わせを演じ、グラベールは第1セットを6-3で先取した時点でディフェンディング・チャンピオンで第1シードのマルチナ・トレビザン(イタリア)が棄権したため勝ち上がった。

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写真◎Getty Images

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