前年準優勝のルードが4回戦へ、次はジュネーブで苦杯を喫したジャリー [フレンチ・オープン]

写真はキャスパー・ルード(ノルウェー)(Getty Images)


 今年2つ目のグランドスラム大会「フレンチ・オープン」(フランス・パリ/本戦5月28日~6月11日/クレーコート)の男子シングルス3回戦で、第4シードのキャスパー・ルード(ノルウェー)がジャン・ジジェン(中国)を4-6 6-4 6-1 6-4で退けベスト16に進出した。試合時間は2時間35分。

 ロラン・ギャロスに7年連続出場(2017年の予選敗退を含む)となる24歳のルードは昨年の大会で決勝に進出し、ラファエル・ナダル(スペイン)に3-6 3-6 0-6で敗れはしたがグランドスラ自己最高の準優勝をマーク。同年にはUSオープン(アメリカ・ニューヨーク/ハードコート)でも決勝の舞台に辿り着いたが、カルロス・アルカラス(スペイン)に阻まれた。

 ルードは次のラウンドで、マルコス・ギロン(アメリカ)を6-2 6-3 6-7(7) 6-3で破って勝ち上がったニコラス・ジャリー(チリ)と対戦する。ふたりは大会前週に開催されたジュネーブ(ATP250/クレーコート)の準々決勝で対決したばかりで、そのときはルードに3-6 7-6(2) 7-5で競り勝ったジャリーがそのままタイトルを獲得した。

 そのほかの試合では第6シードのホルガ・ルーネ(デンマーク)が予選勝者のジェナロ アルベルト・オリビエリ(アルゼンチン)を6-4 6-1 6-3で下し、第27シードの西岡良仁(ミキハウス)は予選勝者のチアゴ・ザイブチ ビルチ(ブラジル)を3-6 7-6(8) 2-6 6-4 6-0で倒してそれぞれ16強入りを決めた。

※名前の左に付いている数字はドロー番号、[ ]数字はシード順位、Qは予選勝者

男子シングルス3回戦|主な試合結果

○65ホルガ・ルーネ(デンマーク)[6] 6-4 6-1 6-3 ●70ジェナロ アルベルト・オリビエリ(アルゼンチン)[Q]

○83ニコラス・ジャリー(チリ)6-2 6-3 6-7(7) 6-3 ●86マルコス・ギロン(アメリカ)

○96キャスパー・ルード(ノルウェー)[4] 4-6 6-4 6-1 6-4 ●91ジャン・ジジェン(中国)

121西岡良仁(日本/ミキハウス)[27] 3-6 7-6(8) 2-6 6-4 6-0 ●127チアゴ・ザイブチ ビルチ(ブラジル)[Q]

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写真◎Getty Images

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