守屋宏紀がITFツアーのシングルスで今季初優勝、ダブルスも制して2冠達成 [M25ナコーンシータンマラート]

写真は2022年トララルゴン国際での守屋宏紀(安藤証券)(Getty Images)


 国際テニス連盟(ITF)の男子ツアー下部大会「ITF男子サーキット」(ITFワールドテニスツアーM25/インドネシア・ジャカルタ/6月12~18日/賞金総額2万5000ドル/ハードコート)の男子シングルス決勝で、第2シードの守屋宏紀(安藤証券)が第8シードのカシディット・サムレイ(タイ)に2-6 6-2 6-2で逆転勝利をおさめて優勝を飾った。試合時間は2時間11分。

 32歳の守屋がITFツアーの同種目でタイトルを獲得したのは、昨年4月のノッティンガム(M25/ハードコート)以来でキャリア8度目となる。決勝での戦績は、8勝9敗となった。

 今大会での守屋は1回戦でワイルドカード(主催者推薦枠)のマキシマス・ジョーンズ(タイ)を6-3 7-6(5)で、2回戦で予選勝者のパウィット・ソーンラクサップ(タイ)を6-2 6-1で、準々決勝で第6シードの羽澤慎治(JCRファーマ)を6-4 7-5で、準決勝では第7シードの高橋悠介(三菱電機)を6-1 3-6 6-1で破って決勝進出を決めていた。

 フランシス ケーシー・アルカンタラ(フィリピン)とのペアでダブルスに第2シードとして出場していた守屋は決勝で第4シードのジョーンズ/フィン・レイノルズ(ニュージーランド)を6-2 6-4で倒しており、単複2冠を達成した。

※名前の左に付いている数字はドロー番号、[ ]数字はシード順位、WCはワイルドカード(主催者推薦枠)、Qは予選勝者

上位の試合結果

男子シングルス決勝

○32守屋宏紀(日本/安藤証券)[2] 2-6 6-2 6-2 ●8カシディット・サムレイ(タイ)[8]

男子シングルス準決勝

○8カシディット・サムレイ(タイ)[8] 7-5 3-6 6-4 ●16フィリップ・セクリッチ(オーストラリア)[5]

○32守屋宏紀(日本/安藤証券)[2] 6-1 3-6 6-1 ●17高橋悠介(日本/三菱電機)[7]

男子シングルス準々決勝

○8カシディット・サムレイ(タイ)[8] 6-3 7-6(4) ●2オレル・キムヒ(イスラエル)

○16フィリップ・セクリッチ(オーストラリア)[5] 6-3 6-2 ●11シッダールタ・ビシュワカルマ(インド)

○17高橋悠介(日本/三菱電機)[7] 6-0 6-4 ●24トーマス・ファンカット(オーストラリア)[3]

○32守屋宏紀(日本/安藤証券)[2] 6-4 7-5 ●25羽澤慎治(日本/JCRファーマ)[6]

男子ダブルス決勝

○16フランシス ケーシー・アルカンタラ/守屋宏紀(フィリピン/安藤証券)[2] 6-2 6-4 ●5マキシマス・ジョーンズ/フィン・レイノルズ(タイ/ニュージーランド)[4]

男子ダブルス準決勝

○5マキシマス・ジョーンズ/フィン・レイノルズ(タイ/ニュージーランド)[4] 6-2 6-2 ●3コンサップ・コンカール/オレル・キムヒ(タイ/イスラエル)

○16フランシス ケーシー・アルカンタラ/守屋宏紀(フィリピン/安藤証券)[2] 6-3 5-7 [10-6] ●10プルチャ・イサロ/マルコス・カロベロニス(タイ/ギリシャ)

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写真◎Getty Images

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