ジュニア振興に貢献、『2022年米山稔賞』受賞者は国枝慎吾さん含め4名

写真は右から国枝慎吾さん、山口茜選手、米山勉理事長(ヨネックススポーツ振興財団)、冨田せな選手、平野歩夢選手の代理で出席した父・英功さん(撮影◎BBM)


 ジュニアスポーツの振興に関する事業の推進と、心身ともに健全なジュニアアスリートの育成により、明るく豊かで活力に満ちた社会の実現に寄与することを目的とする、公益財団法人ヨネックススポーツ振興財団(1998年6月設立)は20日、2022年「米山稔賞」受賞式を都内ホテルで行い、3競技から4名を表彰した。

「米山稔賞」は同財団の目的実現に向け、対象期間にジュニアスポーツの振興に貢献された個人および団体を表彰するもの。ヨネックス創業者であり、私財を投じて同財団を設立した米山稔氏の名前を冠している。2022年は車いすテニスの国枝慎吾選手、バドミントンの山口茜選手、スノーボード・ハーフパイプの平野歩夢選手と冨田せな選手の4名を選出。このうち国枝選手は2年連続の受賞、山口選手は2014年以来、2度目の受賞となった。


(写真◎BBM)

国枝慎吾さんの受賞コメント

「2016年のリオ・パラリンピックで肘をケガし、大きな挫折を味わいました。ケガの状況は酷く、先が見えない状況のときに(ヨネックスは)高反発なラケットによって肘に負担がかからないものを提供してくださった。辛い時期に手を差し伸べてくださったことが印象に残っています。今年1月に引退しましたが、車いすテニス界やヨネックス様に、まだまだ恩返しをしたいと思っています」

続きを読むには、部員登録が必要です。

部員登録(無料/メール登録)すると、部員限定記事が無制限でお読みいただけます。

いますぐ登録

Pick up

Related

Ranking of articles